「アンカー」ズル菅の人事・経済政策・外交安保・拉致(付:荒井問題)
2010.06.10 Thursday 02:25
くっくり
一同
「ふーん」
青山繁晴
「で、ちょっと時間は厳しいですけども、さっきズル菅っていう言葉使ったから、これ昔の話だけじゃなくて今のことをもう一回見ますとね、はい、ちょっと出していただけますか」
image[100609-11naikaku.jpg]
村西利恵
「はい。内閣の顔ぶれです」
青山繁晴
「はい。これあの、ズラッと揃ってますが、たとえば普天間問題これから大変ですよね。その普天間問題についてはこれ見て下さい。外務岡田、それから防衛北沢、そして国交大臣の前原さんも沖縄担当ですね。だから、おまえら普天間全部やれよってことで、ほんとはちゃんとしっかり丸投げしてあるわけですね」
村西利恵
「だから再任なんですか」
青山繁晴
「そうです。あの、だから、それもあってってことですね。そして前原さんだけには指示をして、沖縄振興策をちゃんとやってくれって言ってるわけですよ。日米合意は変えられないから、何とかもうその振興策で頭下げてくれってこと言ってるわけです。というのは、ズル菅じゃなかったら、菅さんはすぐに沖縄に行きますって言うはずでしょ。鳩山さん行かなくて失敗したんですから」
山本浩之
「ええ」
青山繁晴
「それ言ってないってことは、実はこのへんに任しちゃうよってことであり、皆さんあの、口蹄疫をまたメディアは少し忘れかけてますけど、農家の苦しみは変わってません。そこにその、新しい農水通の、たとえば筒井さんて人がなろうとしたら、これをやめてですよ、小沢さんと極めて近い、しかも副大臣の山田さんを持ってきたんですね。これ赤松さん農水大臣で責任取ったんですから、副大臣の山田さんて責任あるはずじゃないですか。それをわざわざ押し上げたってことは、それいわば恩も売って、あんたそのかわり引き受けてくれってこと言ってるわけですね。だからこの内閣の作り方を見ても、要するに自分にはその、困ったことが降りかからないようにっていう非常にしたたかな、あえて言えばズル菅の、その、面目躍如だと僕は思ってるんですよ。じゃあですね、菅さんはやりたいことないのか。ただただ野心でなったのか。それは違ってて、菅さんにはやりたいことがあるんですよ。それはこれなんです。はい、出して下さい」
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