「アンカー」ズル菅の人事・経済政策・外交安保・拉致(付:荒井問題)
2010.06.10 Thursday 02:25
くっくり
村西利恵
「それが2003年の民・由合併」
青山繁晴
「はい。これですね、この前年の2002年に、鳩山さんがまず小沢さんと、小沢さんの自由党とね、由っていうのは自由党ですね、もう懐かしいですけど、合併しようって言ったら御破算になったんですよ。ところが翌年の、菅さんが交渉したらですよ、これはあっという間にこの合併が成立してしまって、そして今の政権交代の道筋が始まったんですが、なぜ鳩山さんじゃダメで、菅さんなら小沢さんと手を組めたかというとですね、皆さん実は僕は忘れられない記憶があってですね、竹下内閣の時、えー、その初期、僕は総理番記者でした。で、竹下さんってのは実は家に帰ると酒をよく飲む人で、あの、造り酒屋の息子ですから。実は僕も酒飲みなんで、あの、一総理記者のその、くせにですね、けっこう夜中まで飲むことがあったんですよ。で、夜中まで飲むと、竹下さんって必ず政治家の批評をして、まぁほとんどもちろん自民党なんですが、ある日突然、青山くん、社民連、当時、社会民主連合、えー、の、社民連の菅直人って知ってるか?って言われて、えっ急にどうして社民連の名前出るのかと思ったら、竹下さんは僕の顔色なんか気にせずに、あの菅って奴は野党の政治家なのに住宅政策を勉強してて、大変な政策通なんだよってことを繰り返し繰り返し言ったんですよ」
岡安譲
「へえー」
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青山繁晴
「(バックに若い頃の菅さんのVTRが出る)で、あっ、当時の菅さんですね。いや、当時のっていうか若い菅さん。それで僕は翌日、国会内を仕事ですから歩いてたら、たまたま目の前からこの若かりし菅直人がやって来てですよ、僕は、菅さん、昨日竹下さんがこう言ってました、竹下総理はこう言ってましたって言ったら、菅さんはめちゃめちゃ喜んでですね、まぁ菅さん覚えてるかどうか知りませんが、僕の腕つかんで衆議院の内庭まで連れていって、もっと詳しく話してくれっていうふうに言われたんですよ」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「で、その時に菅さんって一般に言ってる市民運動家と違ってね、竹下総理が興味持ってくれたら、すぐにこう手をパッと差し出すっていうところがあるんだな、リアリストだなあと思ったんですよ。そしてそれだけじゃなくて、実は竹下さんはそのあと、竹下さんはじゃなくて、菅さんはそのあと竹下さんとどうも連絡を取っていたようです。すなわち竹下人脈とそこから接触があって、だから小沢さんと昔から知ってるんですよ。だから実はこの2003年の時に菅さんだったら合併ができたということなんですね」
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