普天間、罷免、郵政、口蹄疫…慌ただしい1日でした

2010.05.29 Saturday 02:59
くっくり



 結局、福島さんは大臣を罷免されました。28日午後7時半少し前に速報が来ました。ま、罷免は当然でしょう。

 問題は社民党がこれからどうするか、ですね。
 30日に全国幹事長会議で議論するとのことですが、阿部知子政審会長ら幹部のコメントはじめ報道を見る限りにおいては、連立政権から離脱する可能性が高そうですね。

 ちなみに、これは27日時点の話ですが、社民党のある幹部は「みんな福島に腹が立っている。連立離脱しても当選するのはあの人だけ。自分だけ安全地帯にいて、あとは討ち死にしろというのか」と、党首を呼び捨てにして、不満をぶちまけていたそうです(産経5/28 1:14)。

 やっぱり選挙かと。やっぱり我が身が大事かと。

 が、参院選のことを考えるならば、ここは理念を貫いて連立を離脱した方が得策なんじゃないでしょうか。
 辺野古決着で民主党への怒りに燃えている沖縄県民や、護憲・反米の全国の有権者の票が集まって、逆に社民党は議席を増やすことになるんじゃないかと私は思いますけどね。

 あと、福島さんの罷免と言えば、国民新党の亀井金融・郵政改革担当大臣の言ってることも私はおかしいんじゃないかと感じました。

 亀井さんは「閣議決定に従わない以上、罷免はやむをえない」と記者団にコメントしてたんです。
 が、その亀井さん、こないだから福島さんを説得する際に、「あんな案(辺野古案)が実現するはずがないのに、政権離脱して玉砕するなんてナンセンスだ」って言い方してましたよね。

 ってことは亀井さん、実現しないと思ってるものに署名したんですか?
 大臣は閣内で決めたことを実現するため努力する義務があるんじゃないんですか?努力する気がない人が閣内にいるのっておかしくないですか?

image[100528-03hato.jpg]

 予定では午後5時からだった鳩山総理の会見ですが(テレビ欄もそう書かれていた)、午後7時に変更、さらに午後9時に変更……と延びに延びて、まさに普天間問題における「先送り」連発と同じ様相になってしまいましたね。

[7] << [9] >>
comments (29)
trackbacks (0)


<< 「アンカー」緊迫した半島情勢に絡む普天間
勝谷さんついに“小沢信者”認定「たかじん委員会増刊号」より >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]