普天間、罷免、郵政、口蹄疫…慌ただしい1日でした
2010.05.29 Saturday 02:59
くっくり
その11月16日の時点で、鳩山総理は「県外・国外はいきなりは無理」「日米合意があるから、まず県内移設というステップを踏まないと」「沖縄県民に謝罪しなければいけない」と言っていたそうです。
それがなぜここまで迷走してしまったのか?
小川さんはこう説明していました。
「ある考え方があるとします。それが実現可能かどうか検証しろと、防衛省に総理側近が指示をします。ところが、それが丸投げなんです。政治主導ごっこ、官邸主導ごっこです」
このあとスタジオでテレ朝解説委員の三反園訓さんが、小川さんの話を補足する形でこのような話をしていました。
「徳之島があるよ、グアムがあるよと、誰かが総理に言ってくるんです。あ、そういうのがあるんだってことで総理がやろうとするが、実はそれらは全て過去に潰れた案なんですよ」
「官僚を使わないといけない。官僚から話を聞いた上で否定するならすればいい。が、それを聞かない。聞くと政治主導にならないから」
つまり今の民主党政権の「政治主導」というのは、過去に政府が積み上げてきたノウハウが全くと言ってよいほど活かされていないということになります。
民主党政権になってからさまざまな点でチグハグな対応が目に付くのは、この「勘違い政治主導」が原因となっていることが多いんじゃないでしょうか。
宮崎県の口蹄疫がここまで感染拡大してしまったのも、おそらくは……。
「政治主導」が成り立つには、主体となる政治家、特に閣僚、そして何より総理大臣がしっかりとした政治理念を持っていることが前提になると思うのですが、肝心の鳩山総理がこういう人なんですから、どだい無理な話だったんですね(T^T)
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で、社民党ですが……
連立維持派の議員らは、27日まで、福島党首(消費者・少子化担当相)に、対処方針(「閣議決定」なり「閣議了解」なり)に署名しろと説得し続けていたようです。
が、福島さんは妥協せず、ついには党側も折れて、「日米共同声明に辺野古が入れば、福島党首は閣議で署名しない」と決めましたね。
ここまで追い込まれてもブレずに信念を貫こうとする福島さんの姿勢は、ある意味素晴らしいと私は思うのですが、ただ、それならそれで自発的に大臣を辞めるべきでしょう。総理大臣の意思と一致していないんですから。でないと筋が通りません。
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