普天間、罷免、郵政、口蹄疫…慌ただしい1日でした

2010.05.29 Saturday 02:59
くっくり


 まず、27日の全国知事会議。何だったんでしょう、これ。

 普天間移設問題を議題として(訓練の全国分散移転をめぐって)鳩山総理の要請で緊急開催されたそうですが、誰もが「何でこの時期に?」って思いましたよね。

 どこの知事も訓練移転に難色を示す中、大阪府の橋下知事だけが「大阪府は基地の負担をしていない。安全をただ乗りしているわけですから、 真っ先に汗をかく」と前向き発言。
 にも関わらず、鳩山内閣はこれをスルーしてますよね。

 っていうか、橋下さんは昨年からすでに「関西空港どうですか?」って手を挙げてたんですよ。でも官邸はこれまで何の反応も示してこなかったわけで。

 これでは知事会議は単なるアリバイ作りで、「全国の知事にお願いしたけど、やはり基地は沖縄、訓練は徳之島以外あり得ません」って既成事実を作りたかっただけだろ、と言われてもしょうがないでしょう。

 ちなみに橋下さんは翌28日にも、府庁内で報道陣の質問に答える形で「(日米共同声明について)アメリカが方針を出したのであれば、地方は頑張らなくてはならない。今、基地を負担しているところに訓練先を移転するのは無理ではないか。関西が最優先だ」と述べています(産経5/28 13:23)。

 橋下さんの発言について大阪府民の一人として言わせてもらえば、関西空港移転が戦略的にどうかなど具体的な話はともかく(そもそも橋下さんが本気で受け入れる気があるのかどうかもともかく)、発言したこと自体は良いことだと私は思います。
 大部分の大阪府民、あるいは関西人にとって、まだまだ沖縄の問題というのは遠い世界なので、考えるきっかけになるんじゃないかと。

 腹が立つのは兵庫県です。このことで、井戸知事の代理として出席した副知事が橋下さんを批判してます(朝日5/28)。
 だったら知事本人が知事会議に出てきて、その場で言えよ!と。
 っていうか、兵庫だけじゃないんですよね。関西の知事は大阪以外、今回みんな知事会議を欠席したという(-.-#)

 今回欠席した全国の知事の中には、その理由を「外交・安保は国が考えることだから、地方に言われても…」とした人も多かったようですが、だからそれも会議に出て言えよ!と。

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