「アンカー」緊迫した半島情勢に絡む普天間

2010.05.27 Thursday 01:04
くっくり



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村西利恵
「それが鳩山総理」

青山繁晴
「はい。こんなことは言いたくないんですが、でも鳩山さんがおっしゃった言葉、これ出して下さい」

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村西利恵
「総理は23日、沖縄の仲井真知事との会談の中で、『昨今の朝鮮半島情勢からも分かるように、東アジアの安全保障環境に不確実性がかなりあり、海兵隊を含む在日米軍全体の抑止力を低下させてはならない』と」

青山繁晴
「はい。これ当たり前のことをおっしゃってるようで、最近急にこれを言い出したんですね。今朝もその、福島瑞穂さんに対して、いや、朝鮮半島があるんだと。要するにですね、普天間の海兵隊が朝鮮半島に行かなきゃいけないような事態の中でね、もうとりあえず今いる所にいてもらわなきゃいけないと、はっきり言うとこれ、言い訳になさってる気配がありありとあるわけです」

山本浩之
「いや〜、利用っておっしゃっても差し支えないと思いますよ。だって、あとから出てきた問題なんですから」

青山繁晴
「はい、そうですね。そしてあの、実は5月13日の木曜日の早朝に、さっき言いました、その、報告書の1週間も前に、いや、北朝鮮のこういう動きなんだと。それも軍の偵察総局がやったってことはっきり言ったその政府の情報当局者に、あなたそれを鳩山総理に報告しましたかと言ったらですね、とんでもないと言ったんですよ。とんでもないと言ったことがとんでもないと思いますけれども。とても危なくて報告なんかできない、何に使われるか分からないし、どのような形で漏らされるか分かんないし、その意味をちゃんと含んでくれるかも分かんないから、報告してないと言ったんですよ」

村西利恵
「はあー」

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青山繁晴
「で、これは大変なことでですね、実はさっきあの、新しい構図出しましたね。その、韓国と中国が一緒になってるとか言いましたが、これ誰が見ても、ここにある日本はじゃあどこの位置なんですかと、皆さんお考えになったでしょう?そして大事なことは、もしこの体制が崩壊したら、私たち日本国民がたくさん誘拐されたままの拉致事件が解決できる、ほんとはほとんど唯一のチャンスになるかもしれないわけですね、最後の一人まで帰ってくる。だから日本がどうするかってのが今、一番、実は重大な要素の一つなんですよ。そして皆さん、でもね、もうあの、ダメだダメだの話で絶望しないで下さい。2002年、思い出して下さい。あの時にですよ、2002年から2004年にかけてね、5人だけ帰ってきたから納得、そういうわけにいかない、小泉政権はどうだろうが納得しなかったのは、僕たち国民世論が納得しなかったんですよ。世論の力ってのはいかに大きいか。だから今回も拉致事件のこと考えても、日本がこの中に入って行かなきゃいけないってことを、世論がまずまとまることがですね、一番大事なことであって、それが政権も僕は動かすと、それは信じます。僕ら民主国家ですから。はい」

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