「アンカー」緊迫した半島情勢に絡む普天間
2010.05.27 Thursday 01:04
くっくり
(いったんCM)
山本浩之
「えー、哨戒艦の沈没原因は、この北朝鮮の魚雷とする国際合同調査団の結果も発表されまして、半島情勢、一気に緊迫化しております。今アジアでどのような変化が起ころうとしているのか。さっそくお願いしたいと思います」
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青山繁晴
「はい。今日皆さんに、ま、大きな話をいたしました。アジアでもついに冷戦というものが、ま、長い時間はかかったけれども終わろうとしてるんじゃないかと。で、それを見るためにはこの、今度はやっぱり各国のそれぞれの本音、つまり具体的なこの裏の話を見ていくってのがやっぱり大事になると思いますね。で、その時にあの、やはり今までの経緯、何が起きたのかってちょっと振り返ってみたいと思います」
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村西利恵
「はい。韓国の哨戒艦が原因不明の沈没をしたのが3月26日のこと。46人の犠牲者が出ています。これが今からちょうど2カ月前のことでしたが、先週の木曜日、5月20日に国際合同調査団は、北朝鮮の魚雷が原因であるという調査結果を発表しました」
青山繁晴
「はい。で、そのあと、まああの、これ北朝鮮の魚雷が原因だと、ま、あえて言うと決めつけてしまったから、うわっと一気にこうあの、厳しい動きになってるわけですね。で、ここに書いてないこともう一つ付け加えて言うとですね、要するに北朝鮮はずっとこれは冤罪だと言ってるわけですよ。あの、ま、韓国の陰謀だみたいな言い方をずっとしてるわけですね。で、そうするとですよ、さっきのアメリカのクローリー国務次官補の話も含めて言いますとね、その、あるいは長島さん(長島昭久防衛政務官)が国内引き締めるためだと(きょう26日の国会で)言いましたよね。で、クローリーさんは、変な話だと言いましたよね。で、あの、長島さんの言った国内引き締めるためだったら、北朝鮮が否定してたら、国内引き締めることにならないんじゃないかということも言えるでしょ?でもそれはね、実はそれ矛盾じゃなくて、今まで北朝鮮がやってきたことっていうのは、とにかくその、テロでも、たとえば大韓航空機事件でも、今回のことでも、あるいはラングーン事件ていうようなその重大なテロ事件起こした時に、いや、違うと言うわけですよ、対外的には。そうしないと叩きつぶされてしまう。北朝鮮、決して大きな国じゃないから。しかし国内に対しては分かるようにするわけですよね。だから今回も今までのやり方とむしろ全く同じなんですよ。そして、えー、未確認ですけれども、金正日さんがこの魚雷を撃ったとされる部隊を訪問して、よくやったと慰労したという説もあれば、えー、あるわけですね。ということはその、国内に向けてはこれは北朝鮮軍がやったってことを分かるようにしながら、国外に対しては、隣の韓国も含めて、全部違うんだというやり方であって。もう一回言いますが、むしろ今までと同じだよねと。クローリーさんは変だねって言ったけど、あれも本心は今までと同じことだよねっていうのが本心だというのが、あの、この流れなわけですね。そしてあの、皆さんちょっとこのちょうど真ん中見ていただくとですね。これ5月20日ですね、5月20日の木曜日、えー、国際合同調査団ていうのは、韓国やアメリカだけじゃなくて、スウェーデンとかオーストラリアのような、いわば中立的なとこも入れて、特にスウェーデンなんかそうですよね、その調べた結果、北朝鮮の魚雷で撃沈したんだと言いましたね。これ5月20日で、つまり2カ月近く経ってるわけですよね。実はこの1週間前の5月13日の木曜日の早朝に、えー、日本政府の中のインテリジェンスの担当官と会いました。で、その時に彼が何を言ったかというと、こうなんです」
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