「やはり辺野古でお願いします。ごめんなさい」
2010.05.24 Monday 02:58
くっくり
■「県外、守れなかった」首相が沖縄知事との会談でおわび(6/6ページ)
「以上、ご説明申し上げましたけれども、日本政府の対応、方針にたいして、まだまだ足りないところもあろうかと思っております。また政府のこれまでの対応によって、県民の皆様方に大変なご迷惑をおかけしてしまっていますことも、私自身、痛いほどよく分かっておるつもりでございます。批判、ご批判をちょうだいしておりますことから、逃げるつもりもございません。同時に、ただ、今回の政府の方針の中には、これまで実現はおろか、米国と本当に交渉をしてきたんだろうかと、まったく交渉さえしてこなかったのではないかという点も含めまして、沖縄の負担軽減と危険性の除去を前進させる要素が含まれていることもお認めいただければたいへんにありがたいとは思っております。ただ、いずれに致しましても、これからも知事とは、特に沖縄の県民の皆様を代表しておられる知事とは緊密に協議を続けさせて頂きたいと思っておりますし、また、県民の皆様方とも真摯に向かい合いながら、ご理解をいただけるように努力をすることを約束を申し上げるところでございます」
いや、自民党政権は米国と粘り強く交渉してきましたよ。15年前、橋本龍太郎首相の時代からずっと。
自民党時代も当初は県外移設が検討されたんですよね。
その後は嘉手納やホワイトビーチも検討されたし、鳩山政権が最近言い出した「くい打ち桟橋方式」も検討されたんですよね。
が、それらは全部没となった。
アメリカの意見、沖縄の意見を聞き、さらに安全保障の観点、環境保護の観点等々から総合的に判断して、もうこれは辺野古沖の埋め立てしかないとなったんですよね。
15年間かかってようやくまとまったものを、たった8カ月でぶち壊した。
ぶち壊しておいて、自民党時代と同じような交渉経路を辿って、結局、現行案に戻ってきた人が、えらそうに何を言うかね。
そりゃ誰だって、米軍基地はないに越したことはないと思ってますよ。
左も右も関係なく、大多数の日本国民がそう思ってるでしょう(左の人は反米と空想平和主義、右の人は自国の軍隊で守るべきという考え方、というようにアプローチは全く違いますが)。
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