「アンカー」鳩山政権を狙う中国と国会法改正案(付:口蹄疫と普天間)

2010.05.20 Thursday 02:04
くっくり



青山繁晴
「はい。あの、この発表自体、僕もびっくりしました。ずーっとあの、毒ギョーザの入ってた袋に穴が開いてないってことを前提にこの『アンカー』でもお話ししましたしね。だから当然僕は警察庁の、私なりに信頼してる良心的だと思う幹部に聞きましたところ、彼は、青山さん、誠に申し訳ないと。残念ながら、千葉県警の科捜研ってあるんですが、科学捜査研究所っていう所が、ルーペで見たんだけれども見落としてたと。しかしまぁ2ミリもある穴をルーペで見落とすかなぁと」

一同
「うーん。ねえ」

青山繁晴
「いう疑問はどうしても残るんですが、あの、今回、中国側はその呂月庭っていう容疑者が、その、ダンボールの上から突き刺して、注射器の針を突き刺して、その針がダンボールの壁、そして袋を突き抜けて毒が入ったんだと言ってるから、もう一度、県警レベルの科捜研じゃなくて、警察庁の科学捜査研究所、科警研ってやつですね、そこに出したら、顕微鏡で見たら見つかりました、それは事実なんですと。但し、但し、その警察庁幹部が言ったのはね、だからと言って中国側の説明が正しいわけじゃないと言って、彼はこのように言いました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「その警察庁幹部によると、『中国側の説明は、袋の外から針を突き刺したということ以外は全て矛盾だらけなので厳しく追及した』と。そして主な矛盾点は、メタミドホスは水溶性だということ。それから単独犯で冷凍庫に侵入したこと。それから時期と農薬が違う別の事件があること」

青山繁晴
「はい。これ厳しく追及したってのはどこで追及したかというと、4月の20日に中国側が捜査員を日本に送り込んできましたね。で、その時にその、袋の外から針を突き刺した云々の話もあったんですが、それは確かに穴が開いてたからそうでしょうと。ところが他のことは説明ができないこと、説明がつかないことばっかりだと。その、事件から2年半も経ってるのに、その工場の水の量が多い下水道からですよ、まず注射器がなぜか見つかりね、そこにメタミドホスもあったと。ところが水に溶けるからそんなもん残ってるわけがないと。それから冷凍庫はずっと監視されてるから、誰か協力者がいない限り、この呂月庭という男性が単独でそれ入れるはずがないと。で、しかも、えー、農薬が違う、えー、ジクロルボスって別な農薬を使って、それも呂月庭容疑者が動く前の事件だってあると。ということは中国側の説明はこの針の問題以外はまだ矛盾だらけだから、その、厳しく追及したところ、中国側はそれにほとんど答えずに、持ち帰ったと。持ち帰ったっていうことは、中国に持って帰って、ああだこうだって、要するに事実を作っていくんだろうという懸念をしていると。だけども、そういう経緯になってるから、これからやがて日本側の捜査員が行って、その矛盾点を追及して、確かに千葉県警が穴を見落としたって重大なミスがあって、それは痛手だけれども、だからと言って、中国の捜査がフェアだということじゃないというのは、我々はっきりさせる、させるけれども、ある意味その、千葉県警のミスと変わらないぐらいの痛手がありますという意味のことをおっしゃって、それ、これなんです」

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