クロウト政治とシロウト政治 18年前の参院選「CREA」92年9月号
2010.05.15 Saturday 01:16
くっくり
「政治主導」「脱官僚依存」がかえって政治を機能不全に陥らせている例は数知れず(民主党の言う「脱官僚依存」って「官僚排除」なの?)。
まさに「シロウト政治」丸出しで、国民はそこにも怒りや失望を感じているわけですよね。
昨年の総選挙で民主党に投票した人の多くはおそらく、「クロウト政治」の良いところは踏襲しつつ、クリーンで国民に分かりやすい「シロウト政治」を展開してくれるはず、と期待をしたことでしょう。
が、フタを開けてみれば、真逆で、「クロウト政治」の悪いところと「シロウト政治」の悪いところをミックスした、最悪の政権になってしまっている!……というのが現状ではないですか。
民主党の元最高顧問・渡部恒三氏ですら、先月こんなことを言っています。
「(鳩山政権の)誕生から7カ月。あのとき大したもんだと思い出すことより、しなければよかったと思うことばかり」(時事4/14)
5月12日の「アンカー」(起こしこちら)で青山さんが解説していたように、まさに「統治能力を失っている」状態ですよ(T^T)
最近も民主党はまたしょうもないこと…三宅雪子議員の転倒ごときで大騒ぎしてるでしょ。
衆院内閣委員会で転んだ翌日の13日に、民主党の男性議員が国会の本会議の壇上で「暴力行為があった!」と声高に叫んでましたが、もうね、アホかと。小学校の終わりの会か?!これは。
5/14放送「朝ズバ!」見てたら、みのもんた氏も三宅議員と民主党をボロカスに言ってました。
「貴重な国会の審議の場で、情けない。三宅議員はお医者様に行ってもらって、きちんと医学的にやってみたらどうですか。そうやってちゃんと報告してもらった方が自民党も民主党もはっきりするでしょ。自分で転んだんじゃないのかって言う人もいるぐらいでしょ」
民主党をさんざん擁護してきた毎日新聞の与良氏も「情けない。こんなことが話題になるのは情けない」。
(詳細は「テレビにだまされないぞぉ」さんを参照)
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