「アンカー」口蹄疫に中国海軍にロシア…鳩山政権『統治セズ』
2010.05.13 Thursday 02:49
くっくり
青山繁晴
「はい。実は普天間はただ一つのイシュー、イシューっていうのはその、課題にすぎなくてですね」
村西利恵
「一つの問題である、はい」
青山繁晴
「あの、あとで言いますが、北朝鮮や韓国や中国やロシアやたくさん問題があるのに、どこの誰と話していいか何も分からないじゃないかと(一同苦笑)。だからさっきの『統治セズ』って言葉につもながってしまうんですが。これってやっぱりアメリカ側から見たらそう見えるって話だけじゃ偏りますから、当然、官邸を含めて、今のこの現政権側に聞いてみると、こういう言葉が返ってきたんです。出して下さい」
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村西利恵
「政府高官によると、『わが政府は統治能力を失っている』」
青山繁晴
「ええ。あの、僕は政治記者の時代から30年くらい日本政府の方々とつき合ってきたんですが、この言葉聞いたのは、ま、初めてですね」
山本浩之
「はぁ〜」
青山繁晴
「その、リーダーシップがないとかいろんなこと言うんだけど、わが政府は統治能力失ってるんだよって、まあ悲痛な、あの、皮肉じゃなくて、悲痛な表情で、これ僕実際に会って聞きました。あの、おっしゃってですね。で、それが、たとえば普天間のようなその、アメリカとの関係のことだけじゃなくて、一番の問題、本当の一番の問題はこれなんです。はい、出して下さい」
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村西利恵
「それが、宮崎県での家畜伝染病、口蹄疫の問題ですが、最初に感染が確認されたのが4月の20日でした。そこから、ま、きのう確認された時点で7万7000頭を殺処分するという、ま、急激に拡大している問題です」
青山繁晴
「はい。村西さんありがとう。それで、これあの、えー、時間の系列に沿っていくとですね、何が問題かっていうのはですね、あの、よく分かってくるんですよ。というのはですね、一番最初に牛3頭ね、その、感染確認、ほんとはこれより前にですね、1週間ぐらい前に、怪しいのってあって、それももったいなかったけど、でも4月の20日、つまり連休に入る9日も前に感染が確認できたんですよ。ということは赤松さんは、このあと実はここに外遊と書いてますけどね、ま、遊びに行ったわけじゃないけれども、しかしキューバ、それからコロンビア、メキシコ、そういう中南米に行かれたんですね。それは自由貿易協定をどうするって話でもちろん大事な話ですけど、今、絶対行かなきゃいけないわけじゃない。ということは、この時点で外遊を中止する判断は十分にできたわけですよ。だから東国原さんはこの27日になってですよ、動きがないから、この、赤松農水大臣に対策要望しましたね。で、これ対策要望しただけじゃなくて、あの、知事の立場からはそう言えなかっただろうけれども、外遊やめてくれませんかって気持ちがあるのは当たり前じゃないですか」
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