「アンカー」口蹄疫に中国海軍にロシア…鳩山政権『統治セズ』

2010.05.13 Thursday 02:49
くっくり



青山繁晴
「はい。これは、あの、日本と近いから、だけではなくて、日本は今、国連安保理の理事国なんですよ。あの、国連安保理って常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国あるのご存知ですね。その非常任理事国の日本はメンバーで、しかもこれは選挙されてアジアの代表の、アジア代表2カ国あるんですが、その1カ国として日本が入ってるんですよ。ということは現実にね、僕もアメリカから言われてんのは、あるいは韓国軍の方からも実はつい最近言われたのは、日本が安保理でどういうふうにこれを処理するのか日本と相談したいのに、日本の誰と相談していいのか分からないと。防衛省と水面下で話してるけども、防衛省はそれ決定権あるわけじゃない。当然、官邸マターですから、それどうなのかさっぱり分からないと。だから『統治セズ』がここにも現れてるわけですね。はい、次はこれです」

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村西利恵
「続いては、金正日総書記の“謎の訪中”。そして胡錦濤国家主席とその間、会談も行われました」

青山繁晴
「はい。これあえて謎って書いたのは、もう諸説入り乱れてるわけです。たとえばさっきのその魚雷による撃沈事件と関係があるんじゃないかって説もあれば、その、後継者問題と関係あるって説もあって、いろいろ乱れ飛んでて、中にはこの、呼びつけられたんだという見方もあるわけですけど、いや、一番の根幹は実はこれだと僕は考えてます。はい、出して下さい」

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村西利恵
「経済崩壊が迫る」

青山繁晴
「はい。皆さんご承知の通り、『アンカー』でもやりましたが、デノミっていうものに、えー、お金の切り下げに失敗してですね、もうほんとに経済崩壊が、今までも飢え死とかたくさんありましたけど、今までにない規模で迫っている。それを中国としては、あなたの国はさっさと改革開放をやりなさいと。ね。それを迫る意味がある。しかし金正日さんを含む金一族の方々は、そうすると自分たちの独裁が崩れるってことで、また、まだ話がまとまってないんですよ。しかしその間にも経済崩壊が迫るから、日本の経済力をどのように活かすか、これも、今度は中国もですね、それからもちろん韓国もアメリカも、そしてたとえばロシアなんかも、日本とこれを協議したいわけですよ。その時に拉致をどのようにきちんとその中に入れるのかっていうことも含めて、日本と話し合いたいのに、これも日本のどこと話していいか分からないって現状にあるわけです。これが2つめですね」

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