「アンカー」鳩山総理辞任へ?民主党代表選で日本政治の大転換?!

2010.04.22 Thursday 01:59
くっくり



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村西利恵
「大連立VS非大連立」

青山繁晴
「はい。もう一回言いますが、これを正面に出して代表選やるってことはまずあり得ない。ところが参議院選挙の直前にやる代表選挙だから、代表選挙のあとにはこれをやるのかやらないのかっていうのが隠れたでっかい争点になってきて、それが単に民主党内の対立というだけじゃなく、日本政治の大転換になるかもしれない、なる可能性があるというのは、ズバリこれです。出して下さい」

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村西利恵
「それが、日本国憲法第96条『憲法の改正』なんですが、『この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案して、その承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票、又は国会の定める選挙の際、行はれる』、これ原文のままです、『行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする』」

青山繁晴
「はい。皆さん今日は最後の段階でこうやってたくさん字が出てきてしまったんですが、でも言ってることは簡単なんですね。で、日本国憲法で改正に触れてるのはこの96条だけです。で、それハードル非常に高いんです。というのは、総議員って書いてますから、出席した議員だけじゃなくって、とにかく衆議院、参議院全部合わせた議員の3分の2以上、だからものすごい数の人たちが賛成してくれないと、そもそも国民に提案すらできないと。逆に言うと、その時初めて国民に提案できる。国民に提案したらそのあと国民投票が必ず行われて、その過半数で決めると書いてあるわけですから、これは実は最終的には私たち国民が必ず決められる、その、護憲、つまり一行一句変えちゃいけないって人がいても、いらっしゃいますけど、その方にとっても最後は自分たちで決められるってことなんですね。そして大事なことは実は来月の5月18日に、3年前にできた国民投票法がついに施行されるわけです。ま、問題はまだ色々ありますよ。たとえば18歳以上が投票権持つことになってるのに、選挙権まだ20歳ですよね。だから当面もしすぐにやるんだったら、その18歳って書いてあるんだけども、今回は20歳以上でやらなきゃいけないとか色んなことあるんだけれども、動きが出てくるわけです。そうすると皆さんさっきちらっと言いました通り、その、日本が戦争に負けて、そのあと占領軍が憲法の原案作った、これ自体は護憲、改憲派関係なく客観的事実です。それはアメリカの公文書館に行けば分かることであって、原案、実際にありますから。で、そうするとその、原案を占領軍が作って、そのあと日本は主権を回復したけれども、ずーっとその憲法をどうするかってことは、改正するのか、それとも国民の意思として改正しないのか、政治のまともなテーマになってこなかったのが、今回はその大連立か、非大連立かというこのことに隠れて、いわばその本質としては、憲法を初めて考えるってことに実はなると。そうすると少なくとも日本政治の大転換、その、今まで、タブーがいっぱいあるのが日本政治でしたが、そのタブーの1つを破るかもしれないっていう意味では転換」

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