「アンカー」鳩山総理辞任へ?民主党代表選で日本政治の大転換?!

2010.04.22 Thursday 01:59
くっくり



青山繁晴
「はい。あの、大連立っていうのを、僕たち有権者が選んだことないですよね、今までね」

山本浩之
「ないですよね」

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青山繁晴
「2年半前に、福田内閣の時に小沢さんの動きでありましたけれど、有権者がそれ選択したことはない。だからある意味でその非大連立っていうのが出てくるってのは、ちょっと健全な動きかもしれませんね。その、大連立・非大連立どちらを支持するかは別にして。で、しかもそれが単にちょこっと健全っていうだけじゃなくて、案外、政治を分かりやすくするかもしれないなって話を今日はしたいんですね。で、あの、ま、そういうわけで、新しい対立軸とは何ですかってことなんですけど、あの、先週からまだ1週間しか経ってないんですけど、案外あの、動きは激しい。激しかったですね。で、現職閣僚がちょっとびっくり発言、複数ありました。はい、ちょっと見て下さい」

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村西利恵
「まずは先週の金曜日(16日)、仙谷国家戦略担当大臣の発言ですが、鳩山内閣が参議院選挙前に退陣すると、『日本は財政上、大変厳しい所にある。だから(衆参)ダブル(選挙)を問う可能性もある』。そして今週の日曜日(18日)です。前原国土交通大臣の発言。『日本創新党』の結成に対して『我々と同じ方向性を持っているのではないか。連携をできるところがあるのではないかと思っている』と」

青山繁晴
「うん。これあの、実は現職閣僚の発言としては、その、お2人ともこれびっくりなんですね。あの、政治記者時代の僕の経験からしても、こんなのほとんど見たことがないです。どうしてかというとですよ、まず仙谷さんは、衆参ダブル選挙をやるかもしれないとおっしゃってるんですが、ご承知の通り解散権は総理大臣しかないので、えっ、仙谷さん、いつ総理になったんですかと(一同笑)。で、仙谷さんて、あの、かなり慎重にものを考えて、ま、ベテランですからね、おっしゃる方なんで、これよほどの意図がないとこういうこと言わないんで、びっくり。それからもう1つ、財政上、大変厳しい所にある、これだけならまだしも、消費税の増税を言わなきゃいけないということおっしゃってるわけですね。ま、2つ合わせると、その、もしその総理が、鳩山さんが、参議院選前に変わったら、新しい総理はそこで衆議院解散してダブル選挙に持ち込まなきゃいけない。なおかつその時に消費税の引き上げを言わなきゃいけない。えっ?というね。仙谷さんがどうしてそこまで踏み込んで言うの?と。このタイミングでって。ちょっとびっくりなんですね。それから前原さんの方もですね、この日本創新党、かなりこれ堅苦しい名前だと僕は思いますけど、まぁあの、有名な横浜前市長の中田宏さんとか、それから杉並区長の山田宏さんが立ち上げた、いわゆる首長新党ですね。で、その方々と松下政経塾で一緒だったですから、前原さんは。個人的に親しいのは多くの人が知ってるけども、しかし今までその首長新党と連携するって話は1回も言ったことがない。で、しかも今、308議席、衆議院で民主党は。で、会派で言うと310を持ってる大与党の現職閣僚が、連携するってことをなぜわざわざ言うのかっていうので、実はこれはあの、非常に驚くべき発言なんです。そしてですよ、これはあの、実は解釈としてはですね、こっちはすごい変化球です、仙谷さんの方は。そして前原さんの方は逆にちょっと真っ直ぐすぎるんじゃない、真っ直ぐ投げすぎじゃないかっていうぐらいの」

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