「アンカー」『たちあがれ日本』の狙いは大連立?!
2010.04.15 Thursday 01:19
くっくり
山本浩之
「これ不可解でしたね、確かに」
青山繁晴
「ね。不可解だったでしょ。あの、僕の古巣の共同通信も色んな解説書きましたよ。その、民主党はあの、マニフェスト守りたいとか何とか色んなこと書いてあったけど、でもみんなほんとはハテナと思いながら、僕の後輩の記者に電話してみても、本当のところはよく分かんないことは残りますよねと。ところがですよ、僕はこれ誰に最終確認したかというと、『たちあがれ日本』に一番最初から関わってきた人がいるんですよ。つまり平沼さんと一緒にずーっとやってきた人。その人は実は今もうあの、外れてしまった、自ら出てしまった。なぜかというと、与謝野さんは小沢さんと語らってるから、石原さんも小沢さんと語らってるから、俺は小沢さんと一緒にやれないから、平沼さんの憂国の気持ちは分かるけども、一緒にやれないと出てしまった。その人に僕、最終確認で、石原さんはこういうことなんですかと聞いたら、その通りと。石原慎太郎だって人間だからねと、晩節汚したくない、そのためには小沢さんと手を組んで、で、小沢さんと手を組んだら、一発で都議会の民主党は変わってくれると思ってやったら、その通りだったと」
村西利恵
「えー」
青山繁晴
「こういうことがあるわけですね。で、これはその、必ずしも石原慎太郎さんがどうのこうのっていうより、まぁこれは人間がやる政治のことです。そして、ただね、僕はこれ1つだけあえて申しますとね、今回、あの、ま、こういうこと取材してるうちにだんだん気持ちが何となく沈むんですよ。僕、政治記者の経験も長いんですが、長かったら大丈夫かというとそんなことない。○○てのは、この石原さんの最後のことも含めてね、やっぱり人間は最後はそういう欲に行くのかなと思うんですが、ひとつ僕、救いだったのはね、これほんとにすみません、あえてあえてって言い過ぎだけど、あえて申したいんですが、僕、平沼さんは自分がやがて最後はその、政界再編だどうだの時に総理になりたいから、これやってるのかと思ったんですよ。ところが今言いました、厳しく平沼さんを突き飛ばして出て行った人がですね、青山さん、それだけは違うよと。あの平沼赳夫って人物は、もう総理になりたいとか思ってない。自分の健康状態もちゃんと把握した上で、その、ほんとに国難だから大連立はこれ、あの、小沢さんを受け入れてでもやろうと思ってるんだと。それは僕は救いかもしれないと思ってるんですね。そしてその上で、最後に大勝負が待ってるのは、これですね」
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