「アンカー」膨張中国外交 クロマグロと人民元切り上げで攻防

2010.03.25 Thursday 02:05
くっくり


「外務省幹部とアメリカ国務省の高官によると、『日本の外交勝利ではなく、中国の勝利』だと」

青山繁晴
「はい。で、あの、これはまあ、この言葉は、こういう人たちが僕と議論をしてる時に、主に電話ですけれども、議論してる時に出てきたことを、ま、縮めて言うとこうなるってことなんですね。で、もちろん日本が努力しなかったっていうのは事実じゃありません。で、特に、あんまり外務省にこの際言われたくない気もあるんですよ、というのはね、もちろん外務省もあの、側面支援はしたけど、今回よく頑張ったのは水産庁っていうね、普段地味な役所が頑張ったことは頑張ったんですよ。水産庁ってあの、あまり知られてないですけど、けっこう志高いところあってね。例えばあの、水産資源だけじゃなくて、あの、海底の資源を一生懸命考えたりしてるとこあるから、頑張ったことは頑張ったんですよ。しかし、客観的に言うとですよ、そこでまあ特にアメリカの、あの、こう、参考意見を聞かなきゃいけない面があるんですが、日本だけで果たしてあの大差になったのかと。で、そこを冷静に関係者に聞いていくと、実はそうじゃなくて、中国が本当の主役に最後の段階ではなっていって」

村西利恵
「本当の主役」

青山繁晴
「従ってその、あの投票が終わったあとも、日本はその、ご自分たちは喜んでますねと、こう言われました。それから、この日本国内で見てたら、これであの、お寿司屋でクロマグロをあの、今後も食べられるねと、あの、すいません、僕もお寿司大好きなんですけどね、でもやっぱりこうやって下見て自分の食べるもんばっかり考えるって、それだけならやっぱり内向きの話と言わざるを得ないんですよ」

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「食生活はもちろん大事だけれども。それから食文化ってのもほんとは大げさって皆さん思ってるでしょ?あの、マグロ食べる習慣ってそんなに古くないですしね。だからそういう内向きのことばっかり日本では言ってるけれども、本当は世界的には中国の勝利だと言われてると。で、それはどうしてかというと、さっき大差の票差、あの票をお見せしましたけど、あの中に例えばアフリカ諸国が23票あるわけですね。23票あってですよ。で、そのアフリカっていう国々が、これ『アンカー』でも今まで言ったと思いますけど、その、資源ごと中国、チャイナマネーに買われてしまってるって現状があってですよ。一方、逆に言うとアフリカ諸国と日本の結びつきってそんなに深いですか?その、日本は例えばアフリカ外交、一生懸命やってきたって実績ないじゃないですか。たとえば森喜朗さんが一回回ったとか、そんなのありましたけどね。それに比べると中国はもう資源ごと、はっきり言うと、中国の国益のためだけにアフリカを全部買ってしまってるって現状が実はあるわけですよ。ヨーロッパが一番それをよく知ってます。近いですからね。その23票を考えるとですよ、あ、すいません、さっき出てたやつ(パネル)…」

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