「アンカー」膨張中国外交 クロマグロと人民元切り上げで攻防

2010.03.25 Thursday 02:05
くっくり



一同
「そうです、そうです」

青山繁晴
「円安ドル高にしろって言われて、これ実は1985年に、当時の中曽根総理と竹下大蔵大臣がはっきり言うとアメリカにまぁ負けて、負けてっていう言い方きついかな、でもまぁ竹下さんが健在の時に、僕よく議論をさせてもらったんですけどね、ま、竹下さんも負けたことは負けたんだとおっしゃってた。あの時に、あの時以来、ま、円は高くされたわけです。で、それをアメリカと中国が今、5月にヤマ場を迎えようとしてるわけですけど、当時の、その、昔の日本とアメリカとは全然違う経過なんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「まず5月に向けてですが、4月の15日にアメリカの財務省が為替報告を発表します。そして5月には、これまだ日程は決まっていないんですが、米中戦略・経済対話が行われる予定です」

青山繁晴
「はい。これ、ま、漢字いっぱい並んでてちょっと難しそうに見えますけど、全然難しい話じゃなくてですね。この4月の半ばにアメリカの財務省、ま、これ日本にも財務省ありますから分かりますよね、それが為替レポートって出すわけですね。で、その為替レポートの中に、中国が要するに人工的に為替を操作してる国だと、この、認定するんじゃないかって言われてるわけですね。というのは、アメリカ議会が署名まで集めて、それを言ってるわけですよ。で、これ、公平にいうと、ほんとじゃないですか。だってその、円とドルは自由なあの、為替のマーケットで、その、決まっていきますけれども、レートがですね。でも中国は自由な為替ではありません。明らかに操作をして、その人民元を今、低いままに置いてる。だから切り上げろってことになるんですが、その前に、これ、事実上のその、アンフェアなことやってる国だと認定してしまえと議会が言ってて、ひょっとしたらやるんじゃないかと言われてるわけですよ。で、そのあとの5月にこの米中戦略・経済対話、これ『アンカー』で去年の夏にやりましたね。覚えてらっしゃいますか。去年の7月にですね、その、米中戦略・経済対話っていうものがあってですよ、その時にオバマさんが開幕式で挨拶して、アメリカと中国の2カ国でその、世界のいろんなことを、つまり経済だけじゃなくて戦略って言ってるんだから、もうありとあらゆるものを2カ国で仕切りましょうねみたいなこと、言ったじゃないですか(一同同意&ざわざわ)」

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