「たかじん委員会」SP 英霊に捧げられた花嫁人形

2010.03.20 Saturday 01:24
くっくり


 
 ここで、張景子さんが「三宅さんのような気持ちで行くのは賛成だが、A級戦犯も含めて英雄ですよというふうに参拝するのは反対」と。

 そんな張さんに意外な人から反論が。朴さんです。
 「張さんのは中国政府の解釈。東京裁判にはいろんな疑義がある。東京裁判の問題性を今の日本人が引きずってるので、ギクシャクした関係になってる。東京裁判で、少なくとも天皇陛下に戦争責任を負わせてはいけない、一般の国民にも戦争責任を追及しない、その代わりに、全ての責任をA級戦犯はある意味で背負って逝ってしまった」

 この解釈には三宅さんも同意。
 が、朴さん、ここから滅茶苦茶に……。

 「そうだったとしたら、靖国神社に入ったから、亡くなった人はもう罪はないと、前に三宅先生もおっしゃってたが、そういうことをあえて誇張してしまうと、靖国は戦争責任に対する忘却装置にしかアジアの人には映らない」

 ちょっとちょっと、別に誇張なんかしてませんって。あんたらがしつこく文句言ってくるから、それに対する反論の中で、日本人の宗教観に言及せざるを得なくなるだけですよ。
 それにほら、やっぱり「アジアの人」って一括り。
 あなたのおっしゃるアジアってどこの国のことかしら?@櫻井よしこさん

 じゃあ中韓北以外の「アジアの人」はどう考えてるかというと、タイ人の松尾カニタさんはこういう主張を。
 「タイも大なり小なり被害はありましたが、亡くなった方をいつまでも恨むのはいかがなものか。昭和38年にタイのプミポン国王も靖国参拝している。亡くなった方への敬意は持つべき」

 それに対して、張景子さんがまた「A級戦犯が問題なんですよ!」と噛みついたんですが、ここで勝谷誠彦さんが安重根の話を。

 「こないだ安重根の100周年に韓国に行きました。安重根は日本から見たら伊藤博文を殺したテロリスト。それが韓国では首相が来て式典をやって、銅像の除幕式もやった。見てて非常に不愉快です。けど、日本国政府が抗議したりはしません。嫌な気持ちになるけども、そこは韓国の人の心情はそうなんだろうと考えて。そこを譲り合わないと、アジア共同体なんかできない」

 またギャーギャー言う張さんに、今度はペマ・ギャルポさんが「死んでも墓を掘るような(中国の)文化と、死んだらみんな仏になるという(日本の)文化の違いなんですよ」。

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