2006.06.20 Tuesday 17:33
くっくり
>(中略)靖国神社参拝は私はするべきではない、と思います」
私の率直な感想を言えば「なぜ真実を歪曲してまで中国にこびるのか?」ということと「この加藤紘一という人は自由民主党(引用者注:原文は傍点)の政治家だが、本当に民主主義がわかっているのかな?」という疑問である。
まず「事実歪曲」の方から行こう。小泉首相はなぜ参拝するのかの理由について、次のように述べている。
「一国の首相が一国民として戦没者に哀悼の念をもって靖国参拝する」(今年1月4日、小泉首相年頭会見より)
つまり、小泉首相は「この前の戦争を正当化するために参拝する」などとは一言も言っていないのである。もちろん小泉首相の腹の底には別の考え方があるのかもしれない。しかし、公式には一切そんなことは言っていないのだから、まるでそう言っているように聞こえる加藤氏の発言は事実歪曲である。
加藤氏の言い方では、まるで小泉首相が「前の戦争は日本は悪くないんだ。だからオレは参拝するんだ」と言い、それに対して中国やアメリカまでもが抗議しているように聞こえる。実際、予備知識なしにこの発言だけを聞けばそう錯覚する人が大部分だろう。中には「中国が正しい」と思い込む人がいるかもしれない。
しかし、実際に中国がやっていることは、どこの国でもやっている戦没者に対する、その国独自の形式による慰霊行為に対する、言いがかりであり、不当な内政干渉である。
たとえば、アメリカの代表的な軍人墓地であるアーリントン墓地には、朝鮮戦争で中国兵と戦った兵士も眠っている。しかし、中国は「この墓地にはわが中国の兵士を殺した人々が葬られているから不愉快だ」とは決して公式には言わない。それどころか黙って花輪を捧げる、これが国際儀礼というものである。
加藤さん、あなたが靖国参拝反対、あるいは靖国神社そのものの存在を認めないとしても、そういう意見を持つことも主張することも自由である。日本は民主主義国家であり、思想・言論の自由が認められているのだから。
しかし、中国はそうではない。中国はいまだに共産党一党独裁国家で、反対者は処刑・投獄される、非民主国家である。その非民主主義国家が、自分たちの偏見を一方的に押しつけてきたのだから、「それは受け入れるべきではない」とするのが、民主主義国家の政治家としてのケジメではないか。
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