他国の食文化に口出すな!『ザ・コーヴ』 の波紋 「アンカー」より
2010.03.15 Monday 02:09
くっくり
太地町のイルカ追い込み漁をテーマにしたこの映画は、隠し撮り映像を中心に構成され、イルカ漁は残酷で、すぐにやめるべきだと主張しています。
この映画が今週発表されたアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したのです。
監督のルイ・シホヨス氏は、映画は日本人への情報提供だと話します。
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ルイ・シホヨス監督
「メディアはこの映画をジャパンバッシングだと言うが、私はこの映画を日本へのラブレターだと思っている」
「これは種の大虐殺だ。伝統ではない」
「伝統だったとしても、なくした方がいい伝統もある」
太地町民は……
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町民男性A
「エゴのテロリストだよね。クジラを捕ってきて生活をしてる。そういうことを我々は守っていかなければならない。これは生活のためでもある」
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町民男性B
「クジラが残酷、殺すのが残酷だったら、彼らが食べとる牛や豚、もちろんカンガルー、そういうふうなものは一体どのぐらい殺されとるか。何かこう、やることが矛盾はしとるっちゅうことは、私らからみればそういうふうに思いますけどもね」
先月16日、映画にも登場し、批判の矛先を向けられた太地町長は、苦悩の気持ちを語りました。
(太地町役場 先月16日)
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三軒一高 太地町長
「事実誤認があるね、映画に。大きな事実誤認がある。そのことによって風評被害を心配してるってことですよ」
「ここ20年前だったら、ゴンドウクジラが揚がったら、太地の肉屋さんに、牛肉が売れないっていう状態だったんですよ。そういう町なんですよ」
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