「アンカー」普天間問題は世界戦略から見よ&核密約問題と安全保障
2010.03.11 Thursday 03:56
くっくり
村西利恵
「そこまでの緊張状態なんですね」
青山繁晴
「はい。そしてこれはヨーロッパと中東の話だけじゃないのは何かというとですよ、もしイスラエルがイランを爆撃したら、イランは革命防衛隊っていう強い軍隊いますから、必ずペルシャ湾の、今言いましたね、この辺にペルシャ湾ある、狭い所を封鎖します。するとペルシャ湾の奥のカタールとかクウェートとか、そこの石油とか天然ガスが外へ出せなくなって、石油危機になって、日本で突然また、その資源価格が上がって、たとえばこの電気料金が急に上がったりすることがあり得ると」
山本浩之
「よく言うホルムズ海峡封鎖っていうやつですよね」
青山繁晴
「ホルムズ海峡です。一番狭い所はホルムズ海峡なんですが、それを世界中が心配してるから、アメリカとしては今困って何をやったかというと、まずヒラリーさんとか、それからバイデンさんって副大統領を中東に回して、ね、それバラバラのニュースで皆さん見たでしょう?そしてサウジアラビアとかいろんなとこの協力でイランを包囲しようとしたら、それ事実上失敗したんですよ。上手く行かなかった。じゃあどうするのか。あとはもう2つしかなくて、国連で制裁をイランにやりましょうというのと、それから中国、ま、ロシアもありますけど、一番大きな影響力をイランに持ってるのは、今、中国だから、国連の制裁と、それから中国の直接の影響力、両方とも中国にお願いしたいになってるわけです」
一同
「はあー」
image[100310-12muraao.jpg]
青山繁晴
「そして国連の制裁も、あの、念のため言いますと、中国の賛成がなかったら制裁は決められませんから。だから中国に経済とは違う理由でこうやって頭下げなきゃいけなくなってる。その時に、これが世界の常識なんですが、こうやって右手で握手をして、これは村西さんに何かお願いしなきゃいけない時は、ちょっと村西さんに出来ませんが、左手でいつでも頭をはたけると、こういう状態にするのが世界では、外交交渉であり、全ての、国際社会の在り方なんですよ。つまり、こうやって日本ではこう右手で握手したら、もうこうやって、お願いしますってことになるんだけど…(左手を右手に添えて頭を下げるジェスチャー)」
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