「アンカー」普天間問題は世界戦略から見よ&核密約問題と安全保障
2010.03.11 Thursday 03:56
くっくり
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村西利恵
「その条件は2つ。あくまで『沖縄県内』であること、それから地元が反対しても建設工事ができる場所であること」
青山繁晴
「はい。この、どうしてあくまで沖縄県内なのかということはあとで説明しますが、その前にね、この地元が反対しても建設工事がちゃんとできることっていうのはアメリカが条件にしてる。これは、ま、はっきり言うと、フェアに言えば分からなくはない。というのは、その、自由民主党はこの普天間問題で、ま、鳩山政権を、ま、ぼろくそに攻撃してるわけですけど、それ僕、言えた立場じゃないと思います。というのは、日米の国家間合意は確かに自民党中心の政権が作ったけれども、そのあと工事できないままずるずるずるずる引き延ばしてきたじゃないですか。だからアメリカとしてはせっかく政権交代したんだから、今度こそこの、以外でもいいってことは、新しい合意をじゃあ作りましょうと、現行案以外の新しい案で合意してもいいですよ、しかしその時にはちゃんと工事できるようにして下さいね、他の国だと出来るじゃないですか、ってこと言ってるわけです。そしてこれを受け止めた鳩山政権の側は、民主党政権の側はですね、その、要は地元が反対しても建設工事できるってことは、すなわちアメリカ軍の基地だね、ということになるわけですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「従って、その、アメリカ軍の基地、キャンプ・シュワブであれ、ホワイト・ビーチであれ、その、嘉手納であれ、基地の中でやったら、その、塀の外で沖縄県民は怒ってて、あるいは全国から怒りの波が押し寄せても、その、工事だけはできるだろうという、そういう考え方になっていて、で、その上で、その、アメリカが沖縄県内にしてくれということを言ってるから、2つ抱き合わせたら、沖縄県内の米軍基地に中心になっちゃうってことになるわけですよ。で、このアメリカが沖縄県内にこだわるっていうのはですね、実はこれ当たり前のようでいて、そう当たり前でもない。というのは、えー、4〜5年前にですね、その、はっきりした時期は特定できません、つまり出たり消えたりしてるから。ほんとはアメリカ側がグアムに普天間の海兵隊持っていこうかと検討したこともあったんですよ。だから社民党などのその強い意見の背景にはそれもあるわけですね。しかし、今はあくまで沖縄県内って条件付けに変わったんです。それが具体的に出てきた会談が実際にありました。はい、出して下さい」
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