「アンカー」普天間問題は世界戦略から見よ&核密約問題と安全保障
2010.03.11 Thursday 03:56
くっくり
(いったんCM)
山本浩之
「普天間基地の移設問題というのは、青山さんがこのコーナーで2週間前に指摘した、もうその通りの展開になってきてるわけですよね。で、その青山さんが出した今回のキーワードが『なぜ沖縄なのか?』ということなんです。鳩山政権が県内移設に傾いている理由は。さっそくお願いします」
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青山繁晴
「はい。この、なぜ沖縄なのか?っていうのは、ま、一番にはやっぱり沖縄県民の今、怒りと苦しみだと思うんですよ。あの総選挙の時に、沖縄だけははずすと言ってくれたから投票したのに、この国は民主主義の国じゃないのかと、投票したことを平気で裏切るのかっていうその怒り、ま、僕に直接来る、あの、言ってこられる沖縄の方もいらっしゃいますが、それはあの、僕たちは同情で終わらせるんじゃなくて、日本国民全体の問題としてきちんと考えるべきだと思いますから、今日もこの話をしたいんですね。で、その上で、その、なぜ沖縄なのか、その具体的なことはもう2週間前にお話しした通りですけど、もう一回見ていただけますか」
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村西利恵
「普天間移設先の政府案、『最有力候補』はやはりキャンプ・シュワブ陸上案」
青山繁晴
「はい。これあの、皆さん見ていただいて、あの、ま、沖縄本島ですね。で、ここに県庁所在地の那覇があって、この普天間、これあの、那覇に近いことでも分かっていただけますね、要するに住宅地ですから、このままじゃ危ないから、この真ん中へんに、ここ(辺野古)もちろん住宅あるんですよ、でもそこに持ってこようかっていう話でいったん日米が合意してた。そしてこの辺(キャンプ・シュワブ周辺)に住宅がありますからね、このあたりに。だからせめて、その、海岸線からなるべく沖合いに出して、騒音被害や、それから住宅に落ちたり、住宅地に落ちたりする危険を減らそうということでこうなっていたのを、その、これじゃ工事ができなかったり何やかんやで、この陸上の方に持ってこようという案に今、落ち着きつつあるわけですね。だから何のことはない、沖縄県外に出すんじゃなくて、この海から陸に入れるだけじゃないかと、そういうふうに当然あの、この2週間の間でもずいぶん批判はあり、沖縄県では県民大会も用意して、もうみんなが反対の声を挙げようとしてるから、ちょっと付け加えた、付け加わったやつがあってですね。この、海兵隊はこのあたりのホワイト・ビーチと呼んでますけど、これ、ま、アメリカ軍が勝手に付けた名前ですが、そこ、ちょうど遠浅の所があるから、そこを埋め立てて、その、滑走路を造ろうかと。するとここ(キャンプ・シュワブ)に長い滑走路を造らなくてもいいから、これをセットにしようかと、今ちょうど(ホワイト・ビーチの映像が画面に)映ってましたが、あの、そういうことも含めてやってるわけですよ。だけどここも一目瞭然、沖縄の県内だし、それから一部のものはその、嘉手納に統合しようかと、これも沖縄県内ですから。だから何で沖縄なのかって話になるわけですね」
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