「アンカー」前原大臣処分の深層と小沢幹事長の焦り
2010.03.04 Thursday 03:15
くっくり
青山繁晴
「ちょっといじめてみたというように見えるんですが、そう見えつつも、これあの、普通の国民の方々も、ほんとにそうか?ちょっと違う話があるんじゃないかって何となくね、あの、日本国民賢いですから、僕、感じてらっしゃるんじゃないかと思うんですよ。それで当然その、僕も突っ込んだ取材をいたしました。その結果を今お話しするんですが、その前に当然、この個所付けってね、これほんとは業界用語ですよ、もともとね、建設業のね。だからこの個所付け問題って何なのか。今まであまり皆さん聞いたことないと思いますから、それをちょっと、ちょっと確かめましょう」
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村西利恵
「はい。個所付けとは、国の公共事業予算をどの都道府県の、どの道路・ダム・橋などに割り当てるかを示すことで、ま、地方自治体にとっては最大の関心事とも言えますね」
青山繁晴
「はい。で、皆さんご承知の通り、この公共事業というものが厳しくなって、だんだん予算がまぁ今までよりも削られていったと。ダムの工事も中止になるようになったと。で、これがその、限られた予算の中でどこの道路、どこのダム、どこの橋については、こうみんなが陳情した結果、その陳情の結果として、どこに具体的に予算が降りてくるか、割り付けられるか、振り付けられるかってのは当然、あの、重大な関心事になるんですね。で、これあの、自由民主党時代、自由民主党の政権時代どうだったかというと、自民党の政権もうはっきり言って利益誘導でしたから、その、色んな有力政治家が動いたりして、あの、要するにその政治家の力量によって変わってしまうと。利益を誘導していって選挙を有利にすると」
山本浩之
「ええ、族議員とかね」
青山繁晴
「はい、族議員、おっしゃる通りで、そういうことは確かにありましたが、でも基本的にはこれ当然予算を使うのは国交省が使うわけですから、あの、基本的には国交省がやってたわけですよ。それが今回その、国会審議などを通じて明らかになったのは、何とその、民主党の幹事長室から、この、地方自治体に、あなたの所の道路は、あるいはダムは、橋はこうなったってことが、それも予算が成立する前に、ほんとは審議もろくにしてない段階で、幹事長室から、もうこうなりましたと、あんたの所のダムはこれやれるになったんだよっていう、伝わったってことがあって、それで問題になったわけですね。で、だから処分てことになるんですが、ここで一番その重要な事実、今まで報じられてませんが、重要な事実を確認しました。それは何かというとこれです」
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