「アンカー」前原大臣処分の深層と小沢幹事長の焦り

2010.03.04 Thursday 03:15
くっくり



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村西利恵
「小沢さんは焦っている」

青山繁晴
「はい。これはあの、実は、その、この話をどっからお聞きしたかというと、はっきり言うと、この閣僚の方から聞きました。その、よく知ってる公明党の議員たちと話してると、意見が一致したんですと。その、小沢さんは今まで見たことないほど焦ってるよねと。で、それ僕も正直なところ、ま、今の小沢さんの表情からも実はこれ皆さんもお感じだと思いますけれどね、あの、これもニュースのひとつの見方であって、その、単に表情が変わってるなっていうだけじゃなくて、バラバラに出てくる、突然新聞にその創価学会の実名の名前が出て、会ったねって出たりすることと、その、小沢さんの表情っていうものを、皆さんやっぱり何となく頭の中で一致させれて、と思うんですが、そうやって一致させていって、自分なりにそれ考えることはとても大事だと思いますね。で、この小沢さんの焦りっていうのはどっから来てるかというとですよ、実はやっぱりその、参議院選挙が近付いてきてるってことがあって、近付いてきてると、その、何が問題かというと、小沢さん勢いのあった時に、要するに1つの選挙区で、衆議院選挙で2人、民主党の候補を立てますと。で、現職プラスもう1人を立てるということをいわば公約したわけですね。これに、びっくりしたことに現職閣僚が反旗を翻してて、あの防衛大臣の北沢さん、皆さん普天間問題でよくお顔をご覧になってる、今(画面に)映ってますけどね、もうこのお顔は防衛大臣になる前と今とでは全然違うでしょ。もう皆さんお馴染みになってます。その立場を踏まえつつ北沢さんが、私の選挙区でもう1人立ててもらっては困るということを、これご本人がはっきり言ったわけですよ。それからたとえばこの近畿圏で言うと、あの、強い議員の福山哲郎さんのところで、これは福山さんご本人が言ったわけじゃないけれども、福山陣営からは、うちももう1人立ててもらうってのは困ると言ってるわけですね。で、これはもちろん根拠があって、今日このコーナーの最初に申しました通り、今年の3月からずーっと1年間、その、政治とカネの問題やってるわけですから、そして長崎県知事選挙をはじめ大敗してるわけだから、2人は無理だろうと、共倒れになったらどうするんだと。そしたら小沢さんとしてはいわば、あえて言うと禁じ手を使うしかない。それは何かというと、自由民主党がかつて使った手と同じで、学会をあてにすると。そしてもう1つこれはじつはですね、隠された読みがあって、その夏の参議院選挙っていうのは、本当は投票率が落ちるんじゃないかというのを小沢さんサイドはみてるんですよ。というのはもうみんな嫌気が差してるから、その、民主党の支持者もなかなか選挙に行かないから、投票率が落ちると当然、創価学会のようにその、強い組織を持ってるとこが有利になると」

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