高校無償化 朝鮮学校を除外しない方がおかしい

2010.02.27 Saturday 02:49
くっくり



 その川端文科相も、「私としては何をもって高等学校と同じものとみなすのかという判断基準と、どういう方法で確認するかという2つについて、いろいろな意見を聞いて検討している。国会の議論も踏まえながら最終的に省令で決めたい」と述べ、また、朝鮮学校側が求めている現地視察についても「文部科学省としていろいろな状況の中で判断していく」と明言を避け、これまで同様、慎重な姿勢を崩していないようです(産経2/26 10:32)。

 で、鳩山総理はというと、26日朝に発言を後退(無償化を検討中)させた同じ日の夜、また発言が変わりました。前向き(無償化に否定的)に戻ってますね。まさに朝令暮改!?

朝鮮学校無償化に否定的=「国交ある国が優先」−鳩山首相(時事2/26 20:27)
 鳩山由紀夫首相は26日夜、高校の実質無償化の対象に朝鮮学校を含めるかどうかについて「常識的には日本人と(日本と)国交のある国の人が優先されることは、それほど無理のない話ではないか」と述べ、北朝鮮と国交がないことを理由に否定的な見解を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は朝鮮学校の取り扱いについて「結論が出ていない」としながらも、「国交のない国だから、どういう教科内容かも調べようがない」と指摘。その上で、「(他の学校と)同じように扱うことが日本国民にとって望ましいかどうかという議論は行わなければいけない」と語った。

 どっちやねん、もう……(T^T)
 「国交のあるなし」に論点もずれて行ってるし。そういう問題じゃないと思うんですが。

 ま、とにかく、今のところ、政権としては全体的に朝鮮学校無償化には慎重な雰囲気のようですが、油断はできません。
 鳩山総理を筆頭に、とにかくブレの多い政権ですから。

 朝鮮学校側は政権への圧力をさらに強めるでしょうし、社民党は対象除外とすることにこのまま反対姿勢を貫くでしょうし、ひょっとしたら押し切られるんじゃないかと心配です。

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