IWC年次総会〜24年ぶりに捕鯨支持国が勝利

2006.06.19 Monday 22:36
くっくり



 小松正之さんは2002年5月に下関で開かれたIWC総会のことを、こう振り返っています。
 再び、『わしズム』Vol.2より引用(拙ブログ初出)。

●今回も、伝統的に捕鯨に依存してきた北海道の網走、宮城県の鮎川、千葉の和田浦、和歌山の太地(たいじ)などの沿岸小型捕鯨を認めてほしいというプレゼンテーションの中で、日本人と鯨の関わりについて歴史的な話を紹介しましたよ。それから、半分ぐらいの参加者を長門市まで連れて行って、現実に鯨墓や過去帳や鯨回向を見てもらって、鯨漁で生活していた漁村の人々と対話してもらったんです。彼らは、泣いていましたよ。捕鯨で生活していた日本人の気持ちが本当に伝わってきました、と言ってました。アメリカ人も……これは政府ではなく持続利用派のNGOの人ですが、鯨回向のときに焼香の仕方を教えて、実際に焼香してもらったんです。それを見た長門の人たちも感激しましてね。これを機会に、今後も鯨墓や鯨回向を残していきたい、と。子供たちも、このIWCを機会に鯨唄を習って、披露していました。そういう点で、日本で会議を開いたのは有意義でしたね。外国での会議では伝えられないことを伝えられましたから。サッカーと同じで、やはりホームは有利ですよ(笑)。

●彼ら(捕鯨反対派)も、わからないはずはないんですよ。たとえば先住民生存捕鯨の議論の中では、英米の代表が「先住民にはニーズがあるんです、彼らは食糧がないと困るんです」ということを積極的に言うわけですが、それは日本も同じこと。そこで私が、「こっちの沿岸捕鯨だって同じです。ニーズがあるんです。こっちのニーズはわからないんですか」と言ったら、向こうは黙ってしまった。わかるけど、立場上「イエス」とは言えなかったんじゃないかと思いますね。

※参考リンク

 ・鯨ポータル・サイト>クジラTOPICS>長門CALTURAL EXPOSURE〜文化へのいざない
 2002年5月の長門市での鯨文化交流の模様です。鯨墓や鯨回向の見学、焼香をしたり過去帳を食い入るように見る参加者らの写真も載っています。

山口県の文化財>長門向岸寺の鯨位牌及び鯨鯢過去帳

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