IWC年次総会〜24年ぶりに捕鯨支持国が勝利

2006.06.19 Monday 22:36
くっくり


 ったく、何が「殺害」やねん。日本はルール守ってやってますよ。

 『わしズム』Vol.2(平成14年7月25日号)より、水産庁でかつて捕鯨の交渉担当をされていた小松正之さんの発言プレイバック(拙ブログ既出)。

日本だけが最後まで捕鯨を続けられたのは、一頭で西洋の鯨油生産捕鯨の10頭分の経済価値を生み出していたからです。ところがモラトリアム(商業捕鯨の一時禁止)のあたりになると、グリーンピースなどの反捕鯨団体の偏向した情報を、チェックを充分にせずマスコミが一方的に取り上げたのです。例えばクジラが撃たれて血を流しているところを撮影して、日本を悪者に仕立て上げた。本当は有効利用をしながら適正な捕鯨をやっていたにもかかわらず、です。

 それにね、日本は何もワガママで鯨を捕らせてくれって言ってるわけじゃないのよ。海の生態系を守ろう、環境を保護しようというちゃんとした目的があるのよ。
 鯨は大食漢。数が増えすぎた種類の鯨は適当に間引かないと他の魚が減ってしまう。例えば日本が沿岸で捕ろうとしているミンククジラは繁殖力が強すぎるので、捕獲して調整する必要があるんです。

 鯨も魚も適正に生きられるように正しい管理をしていくべきなのに、日本が長年かけて収集してきたデータを、反捕鯨国は「ナンセンス」と一蹴します。
 そしてこう言うのです。「鯨は食べるものではなく、鑑賞するものだ」。

 昔さんざん「鉱物資源」として鯨を乱獲しておいて、石油が掘れるようになったら、「鯨油はコストかかるからもう要らない」って捕鯨をやめて、で、今は「鯨は鑑賞用だ」って?
 勝手なこと抜かすな!(-.-#)

 ちなみに。
 20世紀初頭、南氷洋にシロナガスクジラは20万頭いたと言われているのですが、そのうち15万頭をノルウェーとイギリス2カ国で捕っていました。
 ノルウェーはその後も捕鯨国ですが、イギリスは現在は言わずと知れた反捕鯨大国。

 鯨を「鉱物資源」としてしか見てこなかった英米らとは違って、日本では鯨と人間との間に深いかかわりがありました。

 江戸時代には、鯨墓を作って一緒に捕った鯨の胎児を埋葬したりしていました。山口県長門市には過去帳があって、こういう鯨を殺しましたということが書き記されています。
 また、鯨回向(えこう)といって、死んだ鯨の冥福を祈る行事もあったし、それ以外にも、祝い歌で鯨に感謝したり、豊漁や安全を祈ったりしていたのです。

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