外国人地方参政権チラシ紹介と園部元判事の「告白」
2010.02.23 Tuesday 00:55
くっくり
●(園部氏は今回のインタビューで「傍論はない」と言っているが、平成11年6月24日付朝日新聞のインタビューでは自ら「傍論」と言っているが)傍論なんて言った覚えない。私が傍論述べたわけじゃないので、そこは間違えないでほしい。この文書はちょっと良くない。私が傍論つけたというよりは、みんなで、合議で(判決理由を)つくっている。一言も、傍論とも、少数意見とも書いてない。共同の責任で書いている。今になって、あれは園部の傍論だと言われても困る。確かに自分の植民地経験とかそういうのは述べていますけど。
●(「傍論」は)確かに本筋の意見ではないですよね。つけなくても良かったかもしれません。そういう意味で、中心的な判決理由ではないけども、一応ついてると。それを傍論というか言わないかは別として、それをつけようとしたのには、みんながそれなりの思いがあったんだと思いますね。(推進派が「傍論」を持って、広く解釈していることは)それは、危ないです。
かなりはしょりましたが、この人の思想や歴史認識なんかがよく分かるでしょ?
あと、裁判官というのはこんないい加減な人ばかりなの?と私はちょっと不安になりました。
たとえば、園部氏は「最高裁の大法廷で、この判決を見直すということはできる」とした上で、「日本の国民の風潮というのを十分考えて、最高裁だけ独走しちゃだめなんで、必ず国民とともになきゃいけませんから」と言っていますが、じゃああなたはどうなんですか?と。平成7年に何をしたんですか?と。
「必ず国民とともになきゃいけない」はずの最高裁が、外国人(「強制連行」された在日韓国人)とともにあるような傍論を、あえて付けたわけでしょう?
裁判の中で世論に配慮することはもちろんあり得ると思いますが、ごく一部の特定の人たちへの政治的な配慮は駄目でしょう。ましてやそれが間違った歴史認識のもとになされたものであればなおさら。
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