長尾教授の勇気ある「撤回」 今一度考えたい参政権と国籍の重み

2010.01.30 Saturday 01:30
くっくり



 地方といえば、自民党執行部もようやく動き出したようですね。
 自民党の石破茂政調会長がこの法案について、地方議会で反対意見書の採択を働きかけるよう、都道府県連に指示する方針を明らかにしたとのことです(産経1/27)。

 政局とも相まって、今後もまだまだこの問題から目が離せない日々が続きそうです。

 とにかく私たちはこの機会に、参政権の重みや国籍の重みというものを、今一度じっくり考えてみるべきでしょう。
 どちらかと言えば、私たち有権者よりも先に、国会議員、とりわけ民主党の議員の皆さんにそれをお願いしたいものですが。


 最後に、外国人地方参政権問題に関して読者の方から最近いただいたコメントの中から、特に皆さんにお読みいただきたいと思ったものを転載させていただきます(コメント欄までは読んでないという方もたくさんいらっしゃると思うので)。
 この問題を考える一助としていただければ幸いです。

 なお、読みやすいようこちらで改行を編集させていただいていますが、文章そのものには手は加えていません。

 未だに、外国でもそうなら日本もしたほうが良い、などと言う発言を目にしますが、トンでもない。本気でそんなことをしている国は世界のどこにもありません。

 私は30年近く永住権を持ってアメリカに住み、毎年きちんと税金も払っていますが、アメリカへの参政権などかけらもありません。永住権を持つ他の外国人グループからも、参政権を要求するような声も聞いたこともありません。

 仮にそんなことを言っても、誰からも相手にはされないでしょう。今では多分日本人よりも多いだろう永住韓国人も、そんな事は誰も発言していません。(一言でも言ったらアメリカから追い出されるでしょうね)

 また、参政権を与えるために国籍取得の垣根を下げよ、などという考えも笑止千万、本末転倒です。国籍を取得するとは、その国と運命を共にするということです。いざとなったら銃を取って戦うことも辞さない覚悟を問われるのが世界の常識です。

 あまりに情けない昨今の日本に、逆に日本を見捨てたくなってしまいます。この法案は、断固、阻止すべきです。

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