長尾教授の勇気ある「撤回」 今一度考えたい参政権と国籍の重み
2010.01.30 Saturday 01:30
くっくり
昨年9月に台湾から日本に帰化した金美齢さんによれば、帰化申請には簡単な場合とそうでない場合があるようです。
台湾のように、戸籍のある国から帰化する場合は書類の提示が要求されますが、中国人が「自分は戸籍がないんです」などと言えばそれで通ってしまうと。
そして、中国人が帰化するとしても、多くは日本にロイヤリティを持たず、自分の利益のために過ぎないのだと。
そう言えば、先述の河添恵子さんも、中国系移民がオーストラリアやカナダなどで引き起こしている問題を論じる中で、このように述べています。
「中国系、とりわけ一世の問題は新天地の国旗に忠誠を誓わないどころか、厚顔無恥に権利とメリットだけを貪欲に追求する」。
加えて言えば、たとえばアメリカでは帰化する時に「宣誓式」がありますが、日本ではそんなものはありません。
2007年に中国から日本に帰化した評論家の石平さんは、日本国籍取得にあたり、「動機書も宣誓書も提出せず、まるでクレジット・カードにでも加入するような感じだった」と述べています。
ちなみに石平さんは日本国籍取得の重みを実感し、天照大神に「日本国民の一員となりました」と報告するため、三度目の伊勢神宮参拝を行ったという、日本国民以上に日本国民らしさを持っている人です。
金美齢さんや石平さんのようにもともと親日な人ならばいいですよ。私も歓迎しますよ。でも、そうでない人は?
特に、政治的に日本国籍を利用しようとする人たちに対し、私たちはどう対処すればいいのでしょうか?
日本では帰化さえすれば、何の条件もなしに直ちに議員に立候補できます。そのため、自分たちの仲間を形だけ帰化させ(成りすましの帰化)、その人を立候補させ、当選させるなんてことも、比較的容易にできてしまいます。
これまで外国人参政権問題といえば、対象は特別永住者≒在日韓国人でした。強く要求してきたのも彼ら(というか「民団」)と、彼らの祖国である韓国だけでした。
なのに、なぜわざわざ民主党は、一般永住者にまで、韓国以外の国民にまで権利の幅を広げようとしているのでしょうか。これでは参政権の安売りバーゲンです。
政治的、外交的な駆け引きの中で参政権問題が利用されているんじゃないかという疑いが、どうしても出てきます。
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