長尾教授の勇気ある「撤回」 今一度考えたい参政権と国籍の重み
2010.01.30 Saturday 01:30
くっくり
その愚かさに、民主党や参政権推進派の人はなぜ気が付かないのでしょうか?私は不思議で仕方ありません。
帰化の問題にも触れなければなりません。
「参政権ほしいんだったら日本国籍取ればいいじゃん」という意見は昔からあります。私も少し前まではそういうふうに考えていました。
ですが、今ははっきり反対です。
なぜなら、以上のような中国問題について考えてみた時、安易な帰化促進には重大な危険性が潜んでいることに気付いたからです。
在日韓国人は歴史的な経緯から、祖国へのこだわり、家族・親戚との兼ね合い(自分は帰化したいけど親が許してくれないので帰化できない二世を私は知っています)、また、いわゆる「特権」などもあり(ただ私の周囲の在日韓国人を見る限りではそれを享受している人は見かけません)、帰化に難色を示す人たちも多いのですが、在日中国人は基本的にこういった背景は背負っていません。
そして先ほど書いたように、中国人は大変合理的な考え方(損得)のもとに行動します。自分が日本で生活していく上で帰化した方が得だとなれば、簡単にそうしようとするでしょう。
さらに厄介なのは、彼らの大半は「開けた世界」にいても中華思想を捨てないのです。
私は北京五輪の頃まではこのように考えていました。「反日デモに興じたり、チベットやウイグルに同情を示さない中国人は、中共によって情報統制を受けていて真実を知らないんだ。逆に、海外、特に欧米など情報が自由に入ってくる国に留学したり移住した中国人は、真実を知ることができるので正しい判断ができるはずだ」と。
ところがところが、そういう「開けた世界」にいる中国人が、じゃあチベットやウイグルに同情を示しているか?というと、そういうことはまず見られないんですね。
サンフランシスコで北京五輪の聖火リレーが行われた頃です。そこで自分の店を経営する中国系移民の男性が、報道番組のインタビューに対し、何の躊躇もなく「チベットは中国の領土だ!」と言い放った場面を私は見ました。
中華思想に一度染まった人は、世界のどこに行こうが、たとえそこで何年暮らそうが、その考えは変わらないのだと痛感しました。
国と国民は一体です。国への忠誠を誓い、国と運命を共にできる人だけが国民となれるのです。
日本国籍を取ったからといって、こういった思想を持ち続ける中国人に果たして「日本国への忠誠」が期待できるものでしょうか?
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