長尾教授の勇気ある「撤回」 今一度考えたい参政権と国籍の重み

2010.01.30 Saturday 01:30
くっくり


 いや、何も移住する必要はありませんよね。住民登録を行えばいいだけです。

 今までは「そんなの考えすぎだよ」と笑っていた人も、先日の普天間移設問題をめぐる名護市長選の選挙結果を、あの僅差の戦いを見れば、笑っていられなくなったはずです。

 ちなみに対馬市の有権者数は名護市の約4万5千人よりもさらに少なく、約3万人です。昨年5月に行われた対馬市議選では、最下位当選者の得票数はわずか685票でした(「ザ・選挙」参照)。
 これでは、参政権を認められた在日韓国人が「民団」の指示で対馬に大挙して移住したり住民登録を行えば、市政を左右できてしまいます。

 日本の安全保障にとってさらに大きな問題である中国については、事態はもっと深刻です。
 中国が「岩礁に過ぎない」と主張している沖ノ鳥島、ここは小笠原村ですが、2007年の村長選挙では当選者の得票は719票で、2位の447票とはわずか272票差です(「ザ・選挙」参照)。
 また、昨年8月には中国や台湾に近い与那国島で町長選挙があり、自衛隊招致派が勝ったのですが、何とその差は103票しかありませんでした(産経09/8/2)。永住中国人が104人引っ越せば逆転してしまうのです。

 
 また、長尾教授は「在日韓国人より、中国人の方が問題」と言っています。
 私もこれには激しく同意します。1/16付:外国人地方参政権 真の脅威は中国に、その理由も含め、永住中国人に参政権を付与することの危険性をデータを交えて書きました。

 その時書いたことと内容が若干かぶりますが、韓国人よりも中国人の方が問題である理由を改めて書いておきます。

 法務省の入管統計によると、平成20年末現在、中国籍を有する永住者は一般永住者142,469人、特別永住者2,892人、合わせて145,361人です。
 これは在日中国人655,377人の22%を占めており、すでに4人に1人近くが永住権を取得していることになります。

[7] << [9] >>
comments (29)
trackbacks (0)


<< 「アンカー」逮捕許諾請求を警戒する小沢氏&普天間問題の今後
小沢氏の韓国講演 主要部分起こし[091212] >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]