「アンカー」小沢氏起訴不可避!?内通者も交えた検察との神経戦
2010.01.21 Thursday 03:31
くっくり
たとえば自民党時代に田中角栄さんがロッキード事件で逮捕されて、角栄さんは直ちに自民党を離党して無所属になって、つまり政権与党から離れて、それで角栄さんも今の小沢さんと同じように私は潔白だと訴えて、ずっと裁判でも戦って、有罪判決を受けながらついに亡くなったのでそこで終わったわけですよね。ある意味、そこはきちんと守ってたとも言えるわけですね。
つまり(角栄氏は)政権与党の中にいながら政権与党を動かして政権与党全体で法務・検察の批判、つまり司法の批判をするんじゃなくて、自分はちゃんと離党して、自分の信念として戦ったと。あの事件は途中で終わってるが、事件の悪質さなどは別にして、そういう意味では筋が通ってたわけですよね。それは自民党が筋を通したというよりは、田中角栄という人のいわばプライドをかけた筋の通し方でもあったのかもしれません。
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それと比べてやはり今があまりにも安易な、つまり小沢さんが角栄さんと違ってむしろ政権与党にいる力を行使して、自分の戦いをやりたいという姿勢をとってると。それは小沢さんの考えですけれども、それに対して民主党の議員はどんな一年生議員でもそれぞれの小選挙区で有権者の票をいただいてきてる、その選挙区では唯一の存在なのに、もう、そういう筋の通し方もあるんじゃないかって議論すらほとんど行われないで、とにかく野党が権力批判するんじゃなくて、与党が自分の内部の司法をこき下ろすのは、はっきり言うと日本国をこき下ろしてるのと同じ。日本の司法システムがこんなに歪んでおかしいんだってことを外から批判するんじゃなくて、その責任を預かってる人たちが言うっていうことだから。
たとえば外国から「日本の司法はほんとは歪んでるんですね、だって与党がそう言ってるじゃないか」と言われたら反論できない。日本を貶めてるということにつながりますから、これはやっぱり小沢さん個人の信念に基づく戦いと、与党のあり方はちゃんと仕分けしなきゃいけないですね。
もう1つ、捜査情報のリークが云々という話を前面に押し出そうとしている民主党の議員もいらっしゃる。僕はここで提案したいんですが、その議員の方々は、じゃあメディアに研修に来て下さい。
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