「たけしの教科書に載らない日本人の謎2010」(1)

2010.01.03 Sunday 23:51
くっくり



 古事記や日本書紀を編纂するよう天武天皇が命を出したのは7世紀後半。
 これより200年ほど前、日本は倭国と呼ばれ、大君と称する国王を中心に各地の有力士族が手を結んだ「大和王権」が勢力を広げていた。

 だが、その最中、大和政権と対立した勢力があったという説が。それこそ近年、多数の銅剣や青銅器が発見され、研究者の注目を集める出雲国。
 たとえば1984年、荒神谷(こうじんだに)遺跡から発見された銅剣358本。それまで全国で発見された銅剣は約300本。当時の出雲が大きな力を持っていたことが推測される。

 つまり国譲りとは、天の神々ならぬ大和王権の大君が、地上の神、大国主神ならぬ出雲の王に降伏を迫った話とも解釈できるのである。
 しかし、ここである疑問が。

 「普通だったら攻め滅ぼすんですよ。本当に大和王権と戦って潰されたのなら、その信仰もなくなってなきゃいけない。それがちゃんと今も信仰が残っている。現に出雲には、出雲信仰が今も残っているわけですね」(竹田恒泰)

 なぜ大和朝廷は対立した出雲の神を大事に扱い、その信仰を残したのか?


「たけしの教科書に載らない日本人の謎2010」(2)終に続きます。

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