「たけしの教科書に載らない日本人の謎2010」(1)

2010.01.03 Sunday 23:51
くっくり


◆オープニングナレーション

 日本人はどこから来たのか?
 その答えを求めて、たけしは熊野を訪れた。

 日本人と太陽の深い関係とは?

 今年も届いた年賀状に書かれている「元旦」の文字。
 実は「旦」という字は、水平線から昇る太陽を表している。
 つまり「元旦」は初日の出を指しているのだ。

 では、日本人はなぜ初日の出をありがたがるのか?

 初日の出だけではない。
 日本全国には数々の日の出にまつわる地名がある。
 「日の出町」「日の出台」「日の出山」「日の出ふ頭」……。
 これは世界的にも珍しいことだという。

 「アメリカやヨーロッパで、太陽を見て願をかけるとか、スカッとするとか、神々しい雰囲気になることはまずない。日本の長い歴史の中から育まれた感覚・感性であって、すごく独特だと思う」(東京大学比較文学 比較文化研究室 ロバート・キャンベル)

 そして日本神話の最高神の、太陽の神である天照大御神。
 太陽と日本人の間には、教科書に載らない謎が隠されていた。

 謎多き邪馬台国の女王・卑弥呼の死の真相は太陽に関係していた?

 新年とともに新しくなったカレンダーにも、教科書には載らない謎が。
 その昔、暦を作ることができたのは天皇だけ。
 つまり暦とは権力の象徴だった?!

 日本人は大安や仏滅をいったいいつから気にするようになったのか?
 その驚くべき真相が明らかに。

 全国の地名にも、教科書が載らない謎が隠されていた。
 大阪府和泉(いずみ)市の「和」の文字は何で読まないのか?
 たけしの地元「足立区」はなぜ「足立」なのか?
 1300年前に行われていた「地名仕分け」とはいったい?

 そして、縁結びの神様で知られる出雲大社に、今回我々が注目した最大の謎が隠されていた。
 古代日本で出雲は特別な場所だった?

 世間で「神無月」と呼ばれている10月。しかし出雲では「神在(かみあり)月」?
 柏手(かしわで)の数が他とは違う。さらに注連縄(しめなわ)が逆!?
 そして、古代日本で恐れられた出雲のある信仰とは何か?

 これらの謎を解くことで、「日本建国」の壮大な計画が見えてくるのだ。

 江戸から東京へ、近代国家建設にあたって、明治天皇は日本史上最大の怨霊を丁重に祀った。

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