2006.06.16 Friday 19:52
くっくり
●グリーンピースは「日本が言うようにクジラが大量に食べているのなら、どうして去年はサンマが豊漁だったんでしょうか」と言うんです。これもおかしな話で、クジラをもっと間引けば、サンマはもっと豊漁になるだけのこと。それが当たり前のロジックというものでしょう。議論はもっと科学的、常識的、理論的であるべきですよ。グリーンピースはいつも日本の南氷洋船団を妨害するんですけど、そんなことに使う資金があるなら、クジラの資源調査をやってほしいですよね。自分たちで調査して、「シロナガスは増えていない。だからここはサンクチュアリにすべきだ」と主張するなら聞く耳を持ちますよ。それがまあ、大きな船でぬくぬくとシャワーを浴びて優雅にビデオか何か見ながらやってくる。
●よく彼ら(グリーンピース)は「もう鯨肉なんか食べる必要がない」と言いますよね。たしかに、ミクロで見たらそういうことも言えると思いますよ。鯨肉がなくても、人間は生きていけるでしょう。だけどそれを言い始めたら、たとえばネギなんか食わなくていいとか、ラッキョウも食わなくていいとか、そういう話になる。それから、「西欧の食文化ではクジラを食べないから要らない」というのも間違いだと私は思います。日本には日本酒があるんだからビールは要らない、世界中日本酒にしろ、というのと同じですから。
●(マグロが減っていることについて)鯨肉があれば、二つの意味で有効なんです。一つは、大食漢のクジラを間引くことによって、稚魚の時代にクジラの餌となっていると思われるマグロの生産量が上がる。もう一つは、鯨肉を食べていれば、そのぶんのマグロは要らないわけです。そうすると、両方の資源管理を適切にやっていくことで、マグロも永続的に食べられる。クジラも永続的に食べられる。さらに、畜産物のほうにもよい影響があります。今は、畜肉を生産するためにいろいろ無理なことをしていますよね。ハンバーガー会社は熱帯雨林を伐採して牧場にしているし、アフリカでは牛や豚が環境に合わないのに無理に飼育するから、風土病が起こっている。鯨肉があれば、そういう生態系への負担を軽くできるんですよ。そう考えたら、「クジラを食べる必要はない」という運動と、クジラをまんべんなく食べて環境への圧力を減らしながら自然との調和を図っていく運動と、どちらが環境保護運動なのかと思うことがありますね。私はいつもそう言ってるんですよ。私のほうが、グリーンピースよりも10倍も20倍もグリーンじゃないかと(笑)。そういうことまで物事を見ないんですよね、彼らは。近視眼的なんですよ。マスコミも悪かったのですが。私たちの言うことは取り上げないで、環境団体がちょっと何か言うと大々的に取り上げるんです。
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