「アンカー」鳩山外交は日本背信か(付:事業仕分けと米中会談)
2009.11.19 Thursday 01:40
くっくり
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村西利恵
「『結論がもし一つにまとまれば、当然、一番重い決断として受け止める必要があろうかと思っている』」
青山繁晴
「はい。昨日の会見っていうのは、だからさっき書いた17時43分からのぶらさがりなんですが、この結論て何の結論かというと、その、さっき出てきた作業部会、作業グループですね、その、日米が大臣級を出して、細かい詰めをしましょうと。そこでもし一つにまとまった結論が出たら、一番重い決断、ね、すなわちその、自分が言ってることよりも重いものとして受け取る必要があると思ってると言われたんで、これまたみんな、あ、結局そうなのかと安心して、たとえば今日の新聞でも、読売新聞などが一面トップに持ってきてるわけですよ」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「で、どうしてかというと、その作業部会の結論というのがですよ、その日米合意ひっくり返すって話になるわけがないじゃないですか。アメリカ側からルース大使と、それからグレグソン国務次官補も出てるんで、ひっくり返しましょうになるわけがないから、ああ、あの例の50m沖合いに移設するって話しか結論はありえないから、だから鳩山さんもそれ分かった上でやってくれてんのかと思ったわけですよ」
山本浩之
「いや、そう思ってました」
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青山繁晴
「思ったんですよ。ところが表に出てない事実がもう1個あるんです。あの、さっきのあの、鳩山総理の動き、もう一回見ていただくとね、さっき言いましたが、わざわざ総理が、本来は公邸に戻るか、夜の会食に行く時間帯なのに、珍しく官邸にこの時間に戻ってきた。岡田さんが待ってて30分話した。この中身、えー、新聞に一切出てません。ね。昨日の夕方の話なのに出てませんが、その中身を関係当局者、関係筋とかじゃないですよ、当局者に、これ複数ですけど確認しましたら、岡田さんは決意を込めて総理に迫りましたと。総理、もう時間がありませんと。その、作業部会では50m沖合いで話をまとめますと。で、それを受け入れていただけますかと聞いたんですよ。するとね、皆さんもう一回見て下さい。その前のね、報道各社のインタビューで、一番重い決断とおっしゃってるわけでしょ。岡田さんそれはたぶん知らなかったと思いますが、でも普通の流れで行くと、同じこと言うはずじゃないですか、総理は。ところがですよ、もう一回言いますね、関係当局者、複数の方々の証言によると、総理は、いや、いいんですよ、その作業部会でどうぞ結論出して下さいと。ね。で、それが50m沖合いに動かす案でもいいですよ、しかしそれを本当に実行するかどうか、あるいはいつやるかどうかは私が決めると言ったんで、岡田さんはびっくりして、総理ちょっと待って下さい、あなた日米首脳会談で、その件でオバマさんと合意してるじゃないですかと言ったら、いや、私はだからそのつもりはないと、それはオバマさんがそう思ってるだけであって、違うと、牢固として譲らなかったと。だから岡田さんはガーンっていうショックを受けてですね」
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