「アンカー」海外から注目される鳩山首相辞任リスク
2009.11.05 Thursday 02:33
くっくり
(野党時代は責任を追及する立場にあった。政治家の言葉には重みがあると言い続けてきたが?)
あえて鳩山さんの心中を図れば、辞めないためには一定の責任を認めて辞める代わりの責任の取り方を、まあ政権交代初めてだし、国民の支持はあるし、それで行ってみようかということじゃないかなと思う。ただ、それが果たして世論に通用するのか。支持率はややもう下がり気味になってることもあって、この事件は民主党にとってはやはり大きい。
(そういう意味では、予算委員会の場であまり総理にはっきりと責任論まで言ってほしくないというのが、民主党の本音だと思うが?)
民主党の人に聞いても両方ある。あのまま逃げてるだけでは、特に期待かけられて政権交代したのに、これじゃひどいじゃないかという意見もある。と同時に、突っぱねるんだったら最後まで突っぱねてくれよという意見も。民主党の中でせめぎ合いがかなり激しくなってきてる。
(普天間移設問題も揺れているが、日米外相会談が今日正式に取りやめが決まった。平野官房長官の話では、国会日程の調整が困難になったというのが理由に挙げられているが真相は?)
少なくとも私が聞いた範囲では、国会審議の都合はもちろん影響あるが、ほんとの根っこはそうじゃなくて、オバマさんがもうすぐ来る。その前に日本側から外務大臣がわざわざワシントンに行ってヒラリー国務長官と話をしたいと言ったから、アメリカは喜んだ。つまりやっぱり日米首脳会談に合わせて決着を図るという意味だろうと思ったら、そうじゃなくて、外相会談やるためのすり合わせをしたら、嘉手納と普天間の統合をしたいってことをやっぱり言いたいんだと言ったから、アメリカがびっくりした。それだったら外相会談できないという話になって、それで岡田さんの真意を外務省も掴みきれないところがあって、ぐちゃぐちゃになって時間切れというのが、僕の理解してる真相。
…………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
山本浩之
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