「アンカー」前原国交大臣インタビュー

2009.10.22 Thursday 02:52
くっくり



青山繁晴
「なるほど。(VTR中略?)ちょっと手法が違うのはやっぱりJALの問題だと思うんですよ」

前原誠司
「うーん」

青山繁晴
「JALはこうしろということを言われるよりも、その、タクスフォースを立ち上げて、年末までにどうにかしないと債務超過に陥ってってことになりますから、これはズバリ言うと、JALはこのまま行くと基本的には法的な整備、いったん破綻処理をして再建図るっていうことしかないんじゃないでしょうか」

前原誠司
「そうは思わないですね」

青山繁晴
「思わない?」

前原誠司
「はい。これは最終的には10月末にでも出される、えー、再建計画書を見て私がどう判断するかということがポイントになるんですが、ひとつだけ言えることは、JALっていうのは日本の便の約6割を占めてるんです。だからこれが飛ばなくなるようなことは避けないと、経済活動が大混乱になると」

青山繁晴
「たとえば国内線は全日空との2社体制でやって、国際線は切り離して全日空と一緒にして、だから今までのそのナショナル・フラッグ・キャリアの考え方を少し、それこそ改革してというのは、むしろ現実的じゃないですか?」

前原誠司
「その、タクスフォースの方々がおっしゃった言葉をそのまま言うと、『この会社は美人になりますよ』と」

青山繁晴
「うーん」

前原誠司
「金融機関は今までもお金貸してるわけですね。で、金融機関自体の株主に対する説明責任もあるし、あるいはメガ3行の中でも、たとえば、メインはみずほですよ。ま、今や実質はDBJという日本政策投資銀行でありますけれども、でも三井住友銀行が全日空のメインなんですよね。新聞報道とかマスコミ報道で見てると、十把一絡げ(じっぱひとからげ)で話がされているけれども、そんなに単純な問題ではないと。お互いの利害関係や株主なんかを見る中で、あるいは自分の経営実態、金融機関としての中で、このJALの問題どうしようかということを考えて…」

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