「アンカー」米中の日本はずし?&インド洋給油&故人献金
2009.10.08 Thursday 02:10
くっくり
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村西利恵
「しかもその長さに関係があるということなんですが、米中首脳会談はおよそ1時間半行われたのに対して、日米首脳会談は30分余りでした」
青山繁晴
「はい。あの、必ずしも時間だけで判断するほどの単純なことではありませんけれども、しかしやっぱり、たかが時間されど時間でですね、みんなお互いに忙しいから、その時間どれぐらい取ってくれたかって、極めて重要なんですね。で、えー、外務当局者の話を総合すると、実は両方とも予定時間は1時間だったと。オバマさんは鳩山さんとも1時間、中国の胡錦濤主席とも1時間の予定が、日本は30分ぐらいで終わっちゃったと。いわばその、日本が削られた時間が中国に乗っかってる形になってる。ま、これは結果論ですけど」
村西利恵
「日はね、違うんですけれども、はい」
青山繁晴
「はい。ね。日は違うんですが、まあ結果的にはそういう感じに見えるわけですね。で、まずその日米首脳会談、たった30分で終わったんだけれども、しかし我が鳩山総理はそのあとも大変ご機嫌で、あったかーい雰囲気の会談でしたと言われて、しかもその、オバマ大統領と初対面だけど個人的信頼関係を築くことができたとおっしゃったんですね。で、一部英語も鳩山さん言われてましたが、実際はかなり通訳使いましたから、おそらくまあ13、4分ぐらいの会談で、それで個人的信頼関係って一気に築けるのかなあということ自体、皆さん不思議に思うと思うんですよ。外国だから特別って実はありません。人間のやることですから同じなんで。初対面で、僕が村西さんと初対面で十数分でいきなり個人的信頼関係って言ったら…(笑)」
村西利恵
「そこまではまだ話して、ねぇ、踏み込めないですよね」
青山繁晴
「そうです。まあ村西さん、たぶん僕のことを怪しい人だと思うと思うんですよ。そういうふうに言ったらね」
村西利恵
「そんなことないですけど(笑)」
青山繁晴
「ちょっときついですけれど(笑)。ほんとはどうして短かったかというと、鳩山さんが具体的な問題にほとんど何も触れなかった。日米の間にインド洋の給油も含めてたくさん問題がありますけど、経済問題も含めてほとんど触れないから、オバマさんにこにこして、そうですね、そうですね、日米は大事ですよ、仲いいですねって、はい終わりになったということなんですよ。だからそれ逆に言うと、何で米中の首脳会談は1時間半も盛り上がったか、予定を30分も過ぎて盛り上がったかというとですよ、これはオバマ大統領の方から胡錦濤さんに実は濃い話をしたからですね。濃い話っていうのは、その、普通は今まで米中って基本的に経済の話が主だったわけですよ。だから胡錦濤さん今回も、中国の安いタイヤをちゃんと買って下さいよって話を実はしたわけですね。14億のトップなのに。ところがオバマさんはそれだけじゃなくて、たとえば北朝鮮の問題についてですね、こういうふうに言ってるわけです。はい、出して下さい」
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