「アンカー」米中の日本はずし?&インド洋給油&故人献金

2009.10.08 Thursday 02:10
くっくり



青山繁晴
「はい。これ何が、が抜けてるんで、あの、何のことかなと思われた人も多いと思いますが、インド洋の給油問題ですね。で、今、ご承知の通り、海上自衛隊がインド洋で給油活動を行ってて、それ何のためかというと、インド洋から北にあるアフガニスタンでのいわゆるテロとの戦いを日本なりに支援するためだと。で、それが来年1月にその根拠になってる法律、新テロ特措法が期限切れになると。で、鳩山政権はこれを延長しない、すなわち海上自衛隊はインド洋から撤収するんだということを今まで言ってきた。そのインド洋の給油の問題について、岡田外務大臣は実は前から、単純な延長はしないと、これ微妙な言い方、いわゆる含みがある、何か言いたいんだけど、何かよくわからないって言い方を繰り返されてると。この会議でも岡田さんの方からこれを言われたそうです。ね。あの、複数のこの時の関係者によるとですね、出席者によると。はっきり申しますが。でも複数です。1人だけだと解釈が違うことあるんで。複数に確認すると、岡田さんはこれをはっきり言った。そしたら北澤防衛大臣が、あなた、延長そのものがないんだから、延長しないんだからこの政権は、だから単純な延長も何もないでしょうと言ったと。つまりこの2人がぶつかったと」

村西利恵
「真っ向からぶつかってますね」

青山繁晴
「はい。そしたら、この、いわば北澤さんの部下である防衛政務官、ね、外務政務官じゃないんですよ、防衛政務官であるとこの長島さんが、いわば岡田さんの側に立って、岡田さんの発言を支える形で、いや、ちょっと待って下さいと。私は政務官の立場だけれども、大臣の方々に申しますと。実は岡田さんにおかれては、2001年に、岡田さんが当時は民主党の政調会長だった時代に、このテロ特措法、インド洋の給油の問題やった時にですね、民主党としてはその、国会が事前に承認する、ね。国会の事前承認があって初めて海上自衛隊が行ける、その条件さえつければ給油そのものには賛成するということを言われたんですと。だから単純な延長はしないってそういう意味ですと。つまり長島さんは、その、来年1月に切れてそれで終わりじゃなくて、その時に法律を変えて国会の事前承認っていうのを入れたら、インド洋の給油は続けるんだと、岡田さんは言ってるんだってことを言ったわけです」

一同
「ああ……」

青山繁晴
「それで、これは当然この場で激論になって、誰がそのあとどう言ったか、たとえば前原さんがどう言ったかとか今のところまだ僕わかりませんが、激しい議論になって、しかし平野さんは沈黙してた。つまり、えー、鳩山さんが、総理がどういう決断下されるのか、いや、全く沈黙してたわけじゃないですよ、いわゆる沈黙っていうのは、鳩山総理は最終的にどうされるかってことについては、官房長官としてのコメントはなかったってことなんですね。で、これはいわばその、中でこうポンと、こうぶつかったままで終わってるわけです。で、ぶつかったままで終わってて、このままどんどん話がその、延長せずに行っちゃうと困るからっていうんで、実は長島さんは一昨日、地元の東京立川市に初めて帰って、そこでその、カメラも、テレビカメラも回ってるところで公に発言しましたね。複雑な延長をするんですと」

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