くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿(下)
2009.09.19 Saturday 03:24
くっくり
・ 鳩山政権誕生の前日(2009年9月15日)、亀井氏が防衛大臣に内定したという情報を各メディアが速報した。が、数時間後には「郵政・金融担当に変更された」と報道。国民新党幹部によれば誤報ではなく、「(内定していた)防衛大臣ではなく、郵政担当相兼金融担当大臣となった」とのこと[産経09/9/15]。亀井氏は最近、反米色の強い発言をしており、防衛大臣に据えるのはまずいのでポストが変更されたのではないか、と指摘する向きもある。ちなみに2009年7月12日のフジテレビ「報道2001」では、自分がアメリカに行った時の話をした上で、このように発言している。「新政権になれば、冷戦時代のようにはいかない。日本はアメリカが決めたことには従属しない。亀井静香がCIAに暗殺でもされないかぎり、アメリカに従属することはない」[ソースこちら]。
※主な所属議員連盟・関係する団体等
* 死刑廃止を推進する議員連盟(会長)
※気になる発言
* 国民新党代表代行として、2007年の第21回参議院議員通常選挙では民主党との連携の中心的役割を果たし自公連立政権の過半数割れを実現。一方で、「国会や選挙での共闘といっても、(民主党という)泥舟に乗って戦いはやれない」と発言した。2008年3月、日銀総裁人事で自民党と民主党が対立し、日銀総裁が空席になったことに対し、「(民主党と自民党という)バカとアホの絡み合いで日本が沈んでいく」と発言した。しかし、2008年9月に民主党と国民新党との合併構想が浮上した際には、合併に前向きな発言も行っていた。
※その他
* 1972年、連合赤軍あさま山荘事件、成田空港事件、テルアビブ空港事件の捜査に初代の警備局極左事件統括責任者として参加した。
* 警察官僚としての経験から、誤認逮捕や冤罪は必ずや起きてしまうものとして、「警察官に誤って無実の人を殺させるようなことがあってはならない」と死刑制度廃止に積極的に取り組んでいる。
・2009年9月17日夜、原口一博総務大臣がテレビ朝日の報道番組で郵便局の全国網を維持するため「持ち株会社と郵便局会社、郵便事業会社を一緒にする」との見直し案を明らかにした。これに対し亀井郵政改革・金融大臣は、翌18日の閣議後会見で「担当大臣は私。あの方(原口大臣)の個人的な意見だ」「新しい事業体について私が考える。あの方が絵を描く立場ではない」と述べ、政権発足当初から心配されていた亀井大臣と原口大臣の主導権争いが、連立政権発足3日目にして早くも表面化した。一方、原口大臣は18日の閣議後会見で「一つの例です」と繰り返し、火消しに追われた[毎日09/9/18、産経09/9/18]。
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