外国人から見た日本と日本人(13)

2009.07.26 Sunday 03:11
くっくり


2009年6月、国際交流基金の招きで来日した際、産経新聞・阿比留瑠比記者のインタビューに応えて

記者
「なぜ日本のイメージを研究しているのか」

ジーカス氏
「リトアニアでは、非常に日本の好感度は高い。日本は素晴らしい国として認められている。リトアニアも外国から日本のように尊敬される国になるにはどうしたらいいのかと理由を考え、この研究テーマとなった。日本のパブリック・ディプロマシー(広報文化外交)を学びたい」

記者
「日本のどんな点について評価されているのか」

ジーカス氏
「日本は何と言っても技術の国として知られているが、私より上の世代だったら、茶道、生け花、武道など日本の伝統文化に興味を持っている。剣道クラブは3年前に初めてできたが、今では5カ所にある(※リトアニアの人口は350万人)。若い世代は、やはり漫画とアニメだ。これが日本を好きになる最大の理由であり、これらはクール・ジャパンとして評価されている。私の授業でも、学生たちは漫画に関心を持ち、授業でも『できるだけ漫画のことを教えてくれ』と言ってくる」〈中略〉

記者
「ところで、あなたは『杉原「命の外交官」財団』理事でもあるそうだが、杉原千畝(駐リトアニア領事代理、『日本のシンドラー』とも呼ばれる)はリトアニアでもやはり評価は高いか」

ジーカス氏
「杉原は、日本とリトアニアの大事な接点であり、リトアニアではものすごく知名度が高い。90%ぐらいの人は、名前も、どういうことをした人物なのかも知っている。歴史教科書にも載っていて、小学生から人道的人物として教えられている」

記者
「あなたは、2007年5月に天皇、皇后両陛下がリトアニアを訪問されたときには通訳も務めたそうだが」

ジーカス氏
「両陛下は首都、ビリニュスの対ソ連独立戦争の犠牲者の墓地で花を捧げられ、遺族らと交流された。リトアニアは、ソ連から独立してまだ20年もたっていない。私は主に皇后さまの通訳をしたが、皇后さまは亡くなった市民14人の妻や息子たち遺族に当時の様子について質問され、温かいお言葉をかけられた」

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