外国人から見た日本と日本人(13)

2009.07.26 Sunday 03:11
くっくり


■モハマド・ラフィ=インド人。1976年(昭和51年)生まれ。メッキ塗装会社に勤める会社員。日本滞在期間通算約5年。
加藤恭子編「私は日本のここが好き!—外国人54人が語る」より

 静かに美しく毎日が過ぎていき、全てが、いろいろなものや人の役割が、きちんと機能している。

 日本の人たちはそういった意味で、自分たちの国をとても大切にしていると思います。自分の国を汚くすることがない、私はそれを尊敬しています。公共の場所や道路を散らかさない、という意味だけではなく、政治的な問題や社会的な問題が起こったときなどにも暴動を起こして建物を壊したり火を放ったりしないし、ストライキで国中が混乱状態になってしまうような事態も起こりません。それは大変珍しいことです。

 今日の続きとしての明日を、明日の続きとしての明後日を、安心して待つことができるので、未来への計画も期待も持つことができます。一日一日が平安とともにあります。それが日本の経済力やハイテクノロジーなどの、世界に誇っている力を生み出しているもとになっていると思います。

 日本の一番好きなところ——私にとっては仕事のやり方です。それは日本の人々の人柄にも通じて言えることですが、正直で大変精密、そして繊細です。何でも適当に済ましてしまうところがありません。仕事をする場所でも、機械や道具でも、システマチックで、そして作る物自体も「本物」で、信頼することができます。

 私は子供の頃から「日本」を知っていました。それは私の祖父がその質の高さから日本の製品がとても好きだったので、家にテープレコーダーや時計などがあったこと。それから祖母をはじめとする周りの女性たちは、日本製の布地、特にジョーゼットが大好きで、よく「メイド・イン・ジャパン」の言葉を目や耳にしていたからです。今は日本で生活していますが、もし日本以外の外国で暮らすことになっても、私は何か買うなら、できる限り、「メイド・イン・ジャパン」のものにするつもりです。

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