京都裏ミステリー七不思議第2弾 「ビーバップ!ハイヒール」より
2009.06.13 Saturday 02:25
くっくり
それが今、妙満寺に祀られているのは、豊臣秀吉の家来がその呪いを解くために持ってきたからだと伝えられている。
なぜ呪われた鐘なのか?そこには世にも恐ろしい女の執念があった。
時は平安。
修験者の安珍という男が、熊野詣でに行く途中、とある家で一泊させてもらうことに。
ところが深夜、物音に目を冷ますと、そこには美しい女が立っていた。
それはこの家に住む清姫という娘。
清姫は昼間、安珍を一目見て、恋に落ちたのだ。
清姫を拒みきれない安珍は、「私は修行中の身です。お参りの帰りには必ず立ち寄りますから、待っていて下さい」と約束し、去っていった。
清姫はその言葉を信じ、来る日も来る日も待ち続けた。
だが、修業を続ける安珍は煩悩を振りきり、清姫のもとに立ち寄ることなく帰っていった。
そのことを知った清姫は、裸足で安珍を追いかける。
が、安珍は「そんな者は存じませぬ。別人です」と冷たく逃げ去った。
image[090611-3-5-1kiyohime.jpeg]
怒りが頂点に達した清姫は、蛇となってしまった。
異変に気づいた安珍は近くの寺に駆け込み、鐘の中に隠れた。
清姫はその身を鐘に巻きつけると、口から火を出し、鐘ごと安珍を焼き殺してしまった。
丸焼けになった鐘の代わりに作られたのがこの鐘なのだが、ここにも清姫の呪いは残っていた。
そこで呪いを解くために、この妙満寺で祀られることになったのだ。
他にも、いろんな伝承が残されている。
たとえば、安珍は清姫の家に時々定期的に泊まっており、清姫が子供の頃から可愛がっていたという話もある。
清姫に「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる」と言われた安珍、「いいよ」と安請け合い。
それが年ごろなって清姫が本気で言ってきたので、安珍は困ってしまった……と。
※くっくり注:安珍清姫の物語は歌舞伎などでもよく知られてますよね。番組では紹介されませんでしたが、安珍が逃げ込んだ寺は和歌山県の道成寺です。私は和歌山出身なもので、この話は子供の頃からよく知ってます。女の人が蛇になるって、子供心にめっちゃ怖かった(T^T)。「釣鐘まんじゅう」もよく食べました。あのへんに親戚が多いもので、お土産としてよくもらったんです(^_^;。但し「釣鐘まんじゅう」自体は、和歌山だけじゃなく大阪にもあります。四天王寺のお土産としても有名です。
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