盧武鉉前大統領自殺で感じたこと

2009.05.24 Sunday 04:36
くっくり


 それに、そもそも韓国というのは皆さんご存知の通り、歴代大統領やその親族が毎回のように汚職で逮捕されてるような国ですから(これは個人の資質の問題というより「文化」「システム」の問題ですね。知韓派の黒田勝弘さんの解説が分かりやすいです)、そんなのでいちいち「死んでお詫びを」って気持ちにはならないのでは……?と。

 しかも盧武鉉さんの今回の疑惑の場合、過去の大統領に比べるとスケールが小さいというか、親族が知り合いの業者から金銭的支援を受けていたというものであって、全斗煥さんや盧泰愚さんのような財閥企業などからの巨額政治資金疑惑というのではないのだそうで。
 だったらなおさら「死んでお詫びを」って方向にはならないのでは……?と。

 が、よくよく考えてみますと、過去の大統領と違って盧武鉉さんは「クリーン」なイメージで売ってた人なんですよね。
 それが退任後、側近や親族がお金の問題で逮捕された上に、自分自身も事情聴取を受ける事態に陥ったわけですから、自身の疑惑の真偽はともかく、世間を騒がせたことについて国民に対して申し訳ないと思うのは、やはり自然なことなのかもしれません。

 ただ、これで疑惑の全容解明は不可能になってしまったわけですよね。
 国民に対して本当に申し訳ないと思っていたのなら、やはり自殺なんて道は選ばずに、生きて真相を明らかにする道を選ぶべきだったのでは?と思います。韓国の国民も多くはそう思ってるんじゃないでしょうか。


 地元警察が公表した遺書の全文がこちら。

あまりにも多くの人たちのお世話になった。
わたしのために多くの人が受けた苦痛はとても大きい。
これから受ける苦痛も推し量ることができない。
余生も他人の荷物となるしかない。
健康が良くないので何もすることができない。
本を読むことも、文章を書くこともできない。
あまり悲しむな。
生と死はすべて自然の一部ではないか。
すまないと思うな。
誰も恨むな。
運命だ。
火葬にしてくれ。
そして家の近くに、ごく小さな石碑を1つだけ残してくれ。
長く考えた末のことだ。

 この遺書は産経版です。メディアにより翻訳のニュアンスが若干異なっているので、気になる方は各メディア比較なさって下さい。

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