古事記を語り継ぐ浅野温子さんを応援します
2009.05.19 Tuesday 03:02
くっくり
浅野さんとスタッフは公演の際、地域の人々や神社の宮司さんに聞き取りを行っており、伝承されてきた神話の物語や風土記を参考にしながら、なるべくその土地に関係の深い神々の物語を選び、脚本もより地元に密着した形に変えるそうです。
つまり全国一律ではなく、その地域の人々にとっての神話であり物語が演じられるわけです。
さて、そんな浅野さんの「SAPIO」連載【浅野温子の古事記を旅する】。
第1回は伊勢神宮。
そこから一部引用させていただきます。
天照大御神の鎮座する正殿は、二十年に一度の式年遷宮で、二か所の殿地へ交互に建て替えられてきました。次回の遷宮は平成二五年。御垣内の建物や御神宝なども、全て古来の技術と手法で作り直されます。
神宮の神職の方々と会話をしていつも胸に抱くのは、「受け継いでいくこと」への使命感の大きさです。
例えば建物に使う檜(ひのき)の苗を植え、神宮林を守っていくことを考えても、いま植えられた樹が使われるのは二〇〇年も先だといいます。
そのとき私たちはもう生きてはいない。でも森を守り育てることは、神宮の伝統や文化を受け継ぐために「いま」しなければならない。何かを「伝える」とは、まさしくそのような行為なのですね。
彼らのそんな思いに触れるとき、同じく日本に残されてきた『古事記』の物語を、私もまた伝え続けていきたい、という気持ちをあらためて強くするのです。
私は自分では特に何もしていないので偉そうには言えませんが、浅野温子さんの「受け継いでいきたい」「伝え続けていきたい」という気持ち、大変よく理解できます。
浅野さん(1961年生まれ)とはほぼ同世代の私(1964年生まれ)ですが、最近、やはり自分の中でそういう気持ちが次第に強くなっているのを感じるのです。
若い頃はただ前を見て、自分と周辺(家族など)のことだけを考えてがむしゃらに走ってこられたんですけどね。
それが人生の折り返し地点を過ぎてふと立ち止まった時、そろそろ下の世代に何かを残したい、これまで自分が吸収してきたことを伝えていきたいという思いが(ある種、独りよがりな思いなのですが)沸き上がってきたといいますか。
私の場合は子供がないので、よけいにそう思うのかもしれませんが…。
そうそう、20年に一度の式年遷宮といえば、今年のお正月に放送されたビートたけしさんの番組を思い出しました(拙ブログに内容紹介あり)。
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