「アンカー」北方領土はプーチン来日でどうなる?

2009.05.07 Thursday 02:41
くっくり



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村西利恵
「赤くなっているところです」

青山繁晴
「で、それ以外のこれ、ずーっと千島列島ですが、一番最果ての占守島(しゅむしゅとう)という所まで、これ白くなってた記憶あると思うんですがね」

一同
「うんうん」

青山繁晴
「それから今、新聞でもサハリンと呼んでますが、これ樺太ですよね、実はね。で、その南半分も白くなってた記憶あると思うんですよ」

一同
「うん」

青山繁晴
「それ、たとえばね、僕、今、近畿大学で教えてますが、一番若い学生、18才ですね。50代半ばの僕とすごい世代差があるようで、しかしこういう問題っていうのは、日本が戦争に負けてから生まれた国民って、みんな全部同じことを教わってるわけです。同じことっていうのは、この白の部分はどういう意味なのかはよく教わらないまま、北方領土イコール北方4島のように、あるいはもっとこう遠い感じでですね、この辺(もっと北東に外れた場所)に4島あるようなイメージでずっと教わってきたっていうのが、たぶん現実だと思うんですよね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「ところがですよ、これどうして白いかと言うと、もともと実はこの樺太の南半分は日本の物であり、この千島の全島、全ての島は日本の物だった。それが1945年8月15日に日本が戦争に負けて降伏しました。それで戦争終わりました。戦争が終わってから、完全に終わってから後に、ソ連軍が両方からこう入ってきたわけですね。それで、これは右とか左の話をしてるんじゃなくて、まっすぐ真ん中のフェアな国際法で言ったらですよ、国際法は戦争の現実は認めてます。ね。認めた上で、たとえば捕虜を殺すなとか、最低限のルールを守りましょうと言ってるわけですね。で、その国際法によれば、戦争が終わった後にやってきてそこで行った軍隊の行為というのは、それは戦争じゃなくて殺人とか強盗とか傷害なんですよ、あくまでね」

山本浩之
「犯罪行為ですよね」

青山繁晴
「そうです。したがってソ連が戦争終わった後に入ってきて、このへん(樺太はじめ地図の白い部分を示して)の日本兵や日本の住民の方々を殺害し、土地や財産を奪った事実がありますから、これは本当は犯罪行為なわけですよね。しかし、それでも日本は戦争に負けて弱い立場でしたから、1951年にサンフランシスコ講和条約が結ばれて、日本が独立を回復する時に、いったんこれはじゃあ放棄しましょうと。あくまで『いったん』ですよ。最終的に決着するまでいったん放棄しましょうと。しかしこの4島についてはですね、これは南千島と言ってますけれども、これは送りませんということでやったわけですよね(パネルの地図に文字が追加される)」

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