「たかじん委員会」NHKスペシャル台湾歴史歪曲問題

2009.04.27 Monday 00:40
くっくり




 ちょっと補足しておきますと、三宅久之さんが「高砂族といった人が日本軍に不服従だったから、それを討伐したってことはあります」と言われていますが、確かに日本が台湾統治を始めた頃にはそういうことはありました。
 が、時の経過とともに彼らは日本に同化していきました。

 やがて大東亜戦争が始まり、日本軍が高砂族を対象に志願兵を募ったところ、募集をはるかに上回る志願者が殺到したのです。彼らが高砂義勇隊として戦地に赴き勇猛果敢に戦ったことは、有名な話です。


 あと、勝谷誠彦さんが哈日族の話を出されてますが、他に最近、象徴的な出来事が台湾でありました。
 「海角七号」という台湾映画をご存知でしょうか。
 昨年夏に公開されたのですが、あのハリウッド映画「タイタニック」に次いで、台湾歴代映画興行成績ランキング2位に輝きました。

 これは日本の台湾統治時代が描かれている映画です。
 日本では未公開のため私も詳細は知りませんが(ぜひ公開してほしい!)、日台をまたぐ新旧ふたつのラブストーリーが核となっており、そのひとつは敗戦によって台湾を追われる日本人の青年教師と教え子の恋だそうです。

 60数年前の日本人引き揚げという史実を、40歳の魏徳聖監督が笑いや音楽をちりばめて、さり気なく描き出しているとのことで、台湾映画の重鎮である侯孝賢監督は「こんな作品が誕生するのを待っていた」と絶賛したそうです。

 「海角七号」は台湾版のアカデミー賞と言われる「金馬奨」において6部門で受賞したほか、日本で開催された「アジア海洋映画祭」グランプリなど、海外の賞も獲得しました。
 台湾ではこの映画の経済効果はもちろん、そればかりか、日本統治時代をもっと知りたいという若者も増えたそうです。

 日本の台湾統治が「NHKスペシャル」で描かれたようなひどいものであったならば、「海角七号」がこんなにも台湾の人たちに受け入れられるわけがありません。

 ちなみに朝日新聞(!)4/26付によれば、日本の対台湾窓口「交流協会」が台湾人の対日意識に関する世論調査を行ったところ、約7割の人が日本に好感を抱いていることが分かったそうです。

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